あご君(ゴン君)、E子ちゃんと望岳台(十勝岳)に行ってきた。何しにって、ボルダリングしに。かつてアイゼンの練習をしに登ったこの山で、実はボルダリングができるらしい。エリアは大きく分ければレストハウス下の道路脇の沢沿い、避難小屋の下部の沢、避難小屋上部の沢。
とりあえず避難小屋を目指し、マットを背負って「北の大地でボルダリング」を片手に、テクテクと登りだす。・・・遠い。小屋まで約40分。ワンゲラーのあご君はともかく平地クライマーはへばり気味。E子ちゃんサンダルだし。
6bくらいのちょうどよさそうな課題があるはずのメルシー岩を探しながら沢沿いを登っていったけど、なんかよくわからない。やっと居場所がわかったのは「ジ・アイルランダー」(7b)で、メルシー岩はいつの間にか通り過ぎてしまったらしい。「ジ・アイルランダー」に取り付けるレベルではないので、適当にその辺の岩の散策しながら登ることにした。
とあるフェース、あご君初登。勝手に課題名、「太郎」(6級)。
とあるクラック、soto初登。勝手に課題名、「花子」(4級)。
雪男岩のあご君限定課題、あご君初登。勝手に課題名、「”フリー”クライマー」(5級)。
雪男岩のsoto限定課題、soto初登。「”フリー”クライマーズ」(4級)。
たぶん誰かに登られたことはあるのだろうけど、トポなしでおもしろそうなところを探して登るのもなかなか楽しい。結構登ってきているのでロケーションはとってもよい。たまにガスってくると寒いくらい。想像するに安達太良がこんな感じなのかな?岩はもろいのもあるので適当に登っていると怖い。
再びメルシー岩を探しながら下っていくが見つからない。あきらめていったん下山して望岳橋エリアへ行く。するとボルダラー発見!ボルダラーさんが取り付いていた「ザリガニカンテ」(6b)にみんなでトライ。むむ、難しい。これが6b?結構がんばった末、一回核心のムーブに成功したけど、右手首が痛くてガバカチを保持できなくなって落ちてしまった。もったいない。結局誰も登れず。ホールドは悪いし、高さもボルダリングとして程よいし、とってもいい課題だ。
望岳橋のボルダーではほかには「バツイチ」(7a+)がすごくきれいで魅力的に見えた。トライしてないけど。今度来たら触ってみよう。
帰りはあご君がおなかが減ったとうるさいので、富良野在住たけのぶさんにおすすめのお店を聞き、「唯我独尊」というカレー屋さんへ。結局たけのぶさんも合流してなぞにごちそうになってしまいました。おいしかったです。ありがとうございました。