えのきどさんのブログで知りましたがこれはすごいです。動きがリアルです。内容もしっかりしてます。
カテゴリー: climbing
フェイキー
今日もまた午前中は塩浜パーク。
バックロックはいったんおいとくことにして、今日はフェイキーの練習。
スキーだと後ろ向きに滑ることをフェイキーというが、スケートだとブランコ漕ぎでターンせずに行ったりきたりする動作のこともフェイキーというらしい。今日はグーフィーでのフェイキー(左足前で右肩越しに後ろを見る)を地道に練習。これができればスキーでの180が多少怖くなくなるんじゃないかと思う。SW180のときはレギュラーのフェイキーだからそんなに怖くないけど、180のときは進行方向を見続けていれば着地はグーフィーのフェイキーになるからこれを克服しておく必要がある。
フェイキーはとにかく進行方向をきちんと見れていることが大事。見れてないとバランスはとれない。スキーだとなんとなくフェイキーで滑れてしまうけど、スケートのフェイキーはちょっとでもつま先よりになってしまおうものならすっぽ抜けてこけるので、ポジションをつかむための練習としてはすごくよいと思う。
それから、今日は漕ぐためにはボトムで姿勢を低くすることが大切なのがよくわかった。これはバートの解説サイトに書いてあった知識。「登りでは体を吊り上げるように」というアドバイスは以前に貰っていて、それがイマイチできなかったのだけど、つまりはボトムでしゃがめていなかったから。下りで漕いで伸びた体をボトムでちゃんと縮める、それを意識しだしたらフェイキーでの登りでも漕げるようになった(気がする)。
グーフィーのフェイキーもそこそこ安定してきたし、レギュラーのフェイキーならコーピングに引っかかってもバランスを崩さないようになってきた。ドロップインからバックロックの練習をするより、フェイキーからそのままコーピングにロックする練習をするほうがいいかもしれない。
アグレッシブは塩浜パークでの顔見知りも増えてきて、上手い人がアドバイスをくれたりしてとてもうれしい。スラロームのほうは夜中に家の前の駐車場でひとりこそこそと練習しているだけなので、それでも上達はしている感じはするけれど、変な癖が付きそうだし限界を感じる。スキーでも滑りの基礎がないと飛びジブは難しいのと同じで、スケートでも滑りの基礎は必要だから、それを学ぶにはスラロームがいいと思う。もちろんスラローム自体も面白いだろうと思うし。今度、海浜幕張公園に行ってみよう。
ちなみに、自分も今年スケート買いに行くまで知らなかったけど、スラロームとはこういうのです。これができるようになるには頑張っても数年はかかりそうですね。アグレッシブでグラインドもきっと数年コースですね。
午後は会社の人たちを連れてT-WALLで遊んできた。クライミングは今年やっと3回目。やさしいテープ課題の見本を見せたり、ムーブをあーだこーだ教えることぐらいはまだできるね。
モチベーション
今日は会社の人たちを連れてクライミングジムに行ってきました。
クライミングは世界で一番面白いスポーツじゃないかと思うのに、このおもしろさはなぜ伝わらないのだろう。いやまったく伝わっていないわけじゃないし、誘えば来てくれるんだけど、自分一人でやろうというほどにはならない。自分がクライミングに誘った人で、クライミングにちゃんとはまった人は一人もいない。誘い方教え方が悪いのかなあ。いやきっとそんなもん。はまる人は自分からやる人。
という自分もずっとちゃんとクライミングはしていない。クライミングへモチベーションが低いというよりも、他へのモチベーションが高い。最近のやりたいことをランクづけすると、
1. トランポリン
2. インラインスケート
3. 室内ゲレンデ
4. ウォータージャンプ
5. クライミング
なので、なかなかやる機会がまわってこない。
ランキングに表れているように、スキーへのモチベーションがオフシーズンにもかかわらず高くて、それはあれをやっとけばこれができそうというような道筋がなんとなく見えるから。以前はあこがれるだけだった技が、なんとなく自分にもできそうな気がする。ちゃんと順序を踏めば。そのための施設もちゃんとあるし、お金を出せば教えてくれるところもある。
来シーズンの目標はスイッチ540で、今360しかできていないのに無謀かもしれないけど、オフにちゃんとやることやっとけばできそうな気がする。スイッチ540は540よりもランディングは楽なはずだし、トランポリンで板を履かずにやってみた印象では、回転の最初でずっと前を向けてそこからくるっと視線を回す感じで意外とやりやすい。360とそんなにかわらない。必要なのはひたすらスイッチの技術のような気がして、そのために、
1. トランポリンで板を履いてスイッチでちゃんと跳べる
2. インラインスケートでバックスケーティングができる
ように練習しておくのがきっといいと思う。さらに、
3. トランポリンで720かそれ以上まわせるようにする
4. トランポリンでいろいろな基礎技を覚えて空中バランスを鍛える
5. 室内ゲレンデでストレートジャンプのサッツ練習
6. 室内ゲレンデでスイッチ180のサッツ練習
7. ウォーターで720とかスイッチ540とかやってみる
あたりをやっとけば雪上でもできるようになるんじゃないか。
という皮算用。
こういう妄想は好きです。クライミングでも同じような妄想はよくしていました。
さあがんばってみましょう。
おめでとう
やぶくんの結婚を祝いに札幌に行ってきました。
土曜日、秀岳荘でじゅんくん、たっくんと再会。まだ黒い。2人は水曜日から札幌に来て神居古潭 と青巌峡に行ってきた模様。北海道はボルダラーにはそんなに魅力的じゃないかもね、モッタに行ったことないからわかんないけど。腹ごしらえに秀岳荘の近くのスープカレーを食べにいったらちょっと辛くしすぎた。その後ユージさんも合流して、秀岳荘で登った。3人は相変わらずナイスバディです。自分はHampi以来8ヶ月ぶりにクライミングシューズを履いた。思ったよりムーブは覚えてた。テープ課題の簡単なのくらいはできた。やっぱり手首はすぽすぽする。
結婚式にはエーコちゃんも合流してNZメンバー5人です。タイチくんもこれたらよかったのに。たっくんは今回のためにスーツを新調してきていて、着慣れない感じです。ユージさんは慣れた感じでかっこいいです。頼りになります。
新郎・やぶくんは結婚式の準備で疲れた様子でなんかやせていて、思わずみんなで笑っちゃった。奥さんはやさしそうかつしっかりしていそうできっと尻にしかれることでしょう。おめでとう!やぶくん。
自分は偶然にも新婦さんのお父様には学生時代大変お世話になっておりました。とても感謝しております。
カメラは忘れましたごめんなさい。
日曜日は時間つぶしにサッポロファクトリーに行き、陶芸教室が面白そうだったので4人で参加してみた。ユージさんは相変わらず捏ねるの大好きですね。じゅんくんだけ手捻りコースでビールジョッキ(ピンチグリップ仕様)を作成。他の3人はマグカップ。けっこう楽しめます。かたちを作るところまで。あとは色を指定して焼きはお任せ。数週間後に送られてくるはずです。
3人は夕方の飛行機で自分だけ夜の飛行機だったので時間が余り、映画でも観ようかとふらふらしていたら札幌駅で新郎にばったりと遭遇。サッポロファクトリーに「じゃがポックル」の引き換えに行くらしい。じゃがポックルってなんか流行っているらしい。知らなかった。一言でいえば「高級なじゃがりこ」だそうです。どこも品薄となっており、事前に引換券をもらって入荷したら取りに行くらしい。やぶ君は高校の友人たちから大量の引換券を預かっていてそれを引き換えに行くらしく、一個あげますよというのでついていって一個もらった。ありがとう。サッポロファクトリーにはけっこうアウトドアショップが入っているので、それらをしばしウインドウショッピングしたあとやぶくんと別れた。
毎月一日は映画の日。「少林少女」が観たかったがちょうどいい時間にやっていなかったので「僕の彼女はサイボーグ」を観た。「猟奇的な彼女」と「僕の彼女を紹介します」はかなり好き。でもこの映画はひいた。綾瀬はるかが好きな人は観てもいいかも。
VOCK
NZで知り合ったクライマーで、宮城で【木製】クライミングホールド作りをしながら自給自足な生活をしている友達がいます。
5/6 18:10〜18:45 NHKで放送のホリデーにっぽん「山里に移り住む」にその彼が出演します。要チェックですよ~
訃報
いろんな方がブログに書いていますが、新井裕己さんが亡くなられました。
ニュースを見て、面識もない方なのに、けっこうショックでした。残念です。
いつかこうなるだろうと、みんな思っていたことでしょう。でももっと先かと。
ご冥福をお祈りします。
ひきこもり
この3連休は健康のため、ひきこもることに決めました。
今日は手首を見てもらいに病院に行ってきた。2ヶ月前に行ったときにクライミングやってみてといわれていたのだけど、スキーばっかりで結局クライミングしなかった。日常生活はなんもなので、クライミングしてどうかわからないと先生も診察のしようがありません。内視鏡で見たときの感じでは治したかったら短縮手術の適用で、でも手首動かして検査してみてもあんまり痛くないみたいなので、このままでよければこのままでいいんじゃないとのことです。
正直今はそんなにクライミングへのモチベーションがなく、このままクライミングやめるなり、ほどほどにするなりにすればそれでいいんじゃないかと思う。でもそれは今は雪があるからだとも思う。スキーには手首は特に問題はなく、コブとかでストックに頼りすぎたり、こけたときとかに変なふうに手を突かなければ問題ない。でも最近たまに行っているトランポリンには問題があって、TFCCは引っ張られる動きより押す動きがだめなので、四つん這い落ちはやらないことにしたし、腰落ちもちょっといやだ。トランポリンとかWJとか、ちゃんと教わって、ちゃんと順序を踏んでやっていけば、一般人でも3D飛べるようになる気がする。夏の間トランポリンとWJをがんばって、ミスティ5あたりの3Dを目指すというのも楽しそうな気がする。
それから今日からBフレッツが開通!
07/09/27 Pilgrimage DAY6
昨日でクライミングモチが低下したのでゆっくり起きる。今日はマットは持たずに川の反対側を目指す。村を歩いていくと必ず小さなお土産屋さんの前を通るのだが、そうするとほぼ必ずそのお土産屋さんにつかまってしまう。店員Rajaはあやしげな日本語を少し話す。チャイをおごってもらう。帰るときにはなんか買うからね。
お土産屋さん
川まで行くと今日は道路が見えている。やっぱりレンタサイクルが必要かと思い、村へ戻ってチャリを借りる。一日35ルピー。バイクを薦められたけど、乗ったことないと言うと、大丈夫簡単だからと言われたが、道も悪いしやめといた。もう一度川まで行くと、20分くらいの間だったけど、水位が上がってる。村の青年に、行くと戻れないよ、と言われる。チャリは置いて行けとか、急いで言って戻って来いとか言われる。ボートあるよね?と聞いたらあるというので、ひざまで水につかりながら川を渡る。バイクだったら無理だった。対岸に最初にGoan Cornerまで案内してくれた青年(マルティじゃないほう)がいたので、チャリごとボートで渡れるよね?と確認。大丈夫そう。
水没前
水没開始
東方向、へ道を下っていく。サイクリングすごくい気持ちがいい。Hampiにきたらレンタサイクル(か、レンタバイク)はおすすめしたい。リゾート方面に行くらしい道もあるが、Haruman Temple(Monkey Temple)への道をまっすぐ下っていく。途中、Baba Cafeボルダーが見えたけどとりあえず素通りし、Monkey TempleでStop。
Monkey Temple
Haruman Templeは相当高いとことにある。遠くから見ているとあんなところまで登れるのって感じだったけど目の前まで来てもやっぱり相当高い。結構な階段を登っていかなければならない。入り口でミニバナナを買うと、狙われるからしっかりバッグにしまっとけってアドバイスをもらう。おなかが減っていたのでパクパク食べていたら、やっぱりサルに襲われる。向こうも本気なので思いっきりキックをくらわせた。
階段
てっぺんのお寺自体は小さいが、眺めはすごい。寺の中へ入っていくと何人か人がいて、お供え物のミルクとシュガーのお菓子と氷砂糖をくれた。ちょっと怖いけど一応食べた。
景色
Monkey Temple
長い階段を再び下っていき、下で今度はコーラを頼んだらなくてスプライト(だったっけ?)を飲んでしばし休憩。
さらに自転車で道を下っていく。あといくつか寺とかあるらしい。小さな寺があったのでよってみる。モンクが池に溜まっていた水をコップに汲んでくれた。山から流れてきた水できれいだというがさすがに怖かったので断ったが、大丈夫だから飲めというので仕方なくちょびっと飲んだ。
小さなお寺のココナッツ
小さなお寺のネコ
さらに道を下っていき、小さな村をぐるっと一周する。ちょうど学校が終わった時間だったらしく、子供たちがいっぱい。ここでもペンくれって言われる。売るのかと思ってたけどそうじゃなくて、ほんとにペンが欲しいんだ。インドのペンの品質はそんなに悪いんだろうか。
村の学生さんたち
賢そうな少年
自転車で下校する兄弟
引き返してボートポイントまで戻る。やっぱり川は濁流となっており、とても歩いては渡れない。Chai Shopでチャイを飲みながらTimと話をする。彼はクライミングをやると言っていて、どうせガイドしたいがための嘘だろうと思っていたけど、わりとほんとにクライミングが好きみたいだった。帰るときにチョークをあげる約束をする。
水没
確認するとボートは6時か7時くらいまであるということだったので、それまでまだ時間があるので、再び道を下ってさっきスルーしたBaba Cafeボルダーへ行ってみる。Baba Cafeのあたりはちょっとした集落になっている。入り口で僧侶二人に会い、若い方は日本人みたいな顔していた。日本人にしか見えん。道路からだとボルダーは見えないので、こっちにBaba Cafeってある?と聞いたみると通じたんだかよくわからないがとりあえず案内してくれるらしく、一緒に行く。どうやら通じているわけではなかったが、途中ボルダーが見えたので、あれあれ、といってそっちに行く。
ここはクライマーに有名なんだ、って話すと興味があるらしく、年配の僧侶は先に行ったが、若い彼は一緒についてきた。彼は名前をRaamといい、チベット出身。対岸(中州)のどこかでstay with babaしているらしい。Cafeは閉まっているというか廃墟状態になっていて、誰もいない。ボルダーの脇には牛が2匹と犬1匹。Nate goldのランジ課題がある側は、下が牛の糞まみれ。
Raam
できそうなのは一番簡単そうなマントル課題。Raamが期待して見るので緊張する。いいとこ見せようとがんばったがなかなかできない。何度かトライし、ヒールフックを遠めにかければなんかいい感じだと気がついたところで一旦休憩して、となりの簡単な小さい岩を二人で登った。顔が日本人だからかRaamにはやたら親近感がわいた。
Baba Cafeボルダー裏側
Raam、マントルにトライ
Raamと別れたあと、集中してもう一度トライしたらあっさりできた。やっぱりヒールの位置がポイント。登るところを見せたかったな。
Classic Mantle 6b
続いて、Katie Brownがやっていたカンテの課題「Baba Space」(6c+)をやっていたら、子どもたちがやってきた。財布なくした日に会った子もいたので、財布のことも聞いたけど、言葉があまり通じないしよくわからなかった。彼らが拾ったかもと思っていたけど関係なさそうだ。
子どもたちとも一緒に登る。子どもたちはカメラを向けると面白がって喜んでいた。こんな接写は日本の子どもあいてにはなかなかできないなあ。一人は自転車が気に入ったらしく、体格に合わない自転車を無理して乗っていた。ビスケットをあげたらみんな喜んでいた。
「Baba Space」は打ち込んだら何とかなるかもしれないような気はしたけど、マットはないし、時間的にもボートが気になるのであきらめて戻る。時間があったらリゾート方面(セクターE)も見てみたかったな。
子どもたち
登る子どもたち
カメラに興味津々
Baba Space 6c+
またChaiを飲みながらボートを待っていると、ボートがやってきた。ここのボートは人力のお椀。小さなお椀が人でいっぱいだ。チャリを乗せて20ルピーだった。中州から帰ってくる人のほうが多い。渡るとTimがいて、また少し話す。彼も手首が悪いらしい。テーピングもあげる約束をする。
Chai Shopにて
お椀型ボート
お椀でGo!
お椀がいっぱい
船頭さん
むっつりな弟
にこにこな兄
Timとむっつりにこにこの姉(母?)
お椀乗り場
お椀がGo!
川を見てボーっとしている外人さんがいたので話しかけてみる。名前をAviadというちょっとひねくれた大柄のイスラエル人。彼もTemple Sideへ渡れずに困っているらしかったが、話によると今朝は一回だけTemple Side行きのボートが出ていたらしい。確かに朝は水位は低めだった。Aviadは明日の朝ボートがなかったららバスでHospet経由でTemple Sideへ行くと言っていた。
レンタサイクルを返そうと思ったら閉まっていた。しかたないので明日の朝返すことにして、Aviadと別れて帰ろうとするとまたお土産屋につかまった。ここにもイスラエル人が。A lot ofイスラエル人。またChaiなど飲みながらいろいろ話す。
このお土産やはRajaとZahoorともう一人英語が話せないタフガイと3人でやっているらしい。Zahoorはイギリス人の奥さんがいるとか。イスラエル人のNoamはクライミングをちょっとするらしい。レギュラークライマーじゃなくて、ジムでロープクライミング(maybe toprope)をしたことがあるって感じだろう。Noamとは明日クライミングに行く約束をする。
Noamはカメラに興味津々。Naomも一眼レフではないが、Panasonicのそこそこよさそうなデジカメを持っていた。特に広角のレンズがとても気に入ったらしい。カメラのケースないねーって話からビジネスの話になってしまい、こうなるとしつこい。結局ショルダーバックをひとつ買った。
お土産屋さん
今日もご飯はGoan Corner。オーナーはあととり息子にアルファベットを教えようとするが、ちっともいうことを聞かない。
わんぱくアミシュ
ディナー
07/09/26 Pilgrimage DAY5
ドカーン!!!強烈な爆音で目が覚めた。屋根に何か落ちてきたらしい。建物からミシミシ、パラパラと音がする。ココナツでも落ちてきたのかと思ったけど、建物の上には木はなかった。いったいなんだったんだろう?
昨日せっかくこっちに帰ってきたので、朝の涼しい時間を有効に使うべく6時半にはゲストハウスを出て、今日はEgg Plateau(セクターC)方面へ。途中水位をチェックしたけどやっぱりかなり水位が高い。トポを売っているらしいBagum’s Rollo Guesthouseを探しながら行ったけど、場所がよくわからず。
日の出
Temple Side方面、水位が高い
Egg Plateauのボルダーをてんてんと遊ぶ。Egg Boulderのアンダースタートの6bの課題がなかなか面白かった。6aとかでもリーチーなやつはぜんぜんできない。Egg Plateauには昔の人々によって石が割られた跡がいっぱいある。確か穴を開けて木のくさびを打ち込んで、そこに水を流すと木が膨張してパカっと割れるんだっけ。一人でヒマなのでセルフタイマーを使い始めた。今回、超広角のレンズを持ってきたのだけど、このレンズがセルフ撮影にすごく便利だった。手で持って自分を撮れるし、タイマー撮影してもちゃんと自分が画面に入る。
くさびを打ち込んだ跡
ナカジ、かんちゃん的写真
Dali Stoneの課題
RishimukもそうだけどEgg Plateauは丘になっていて、Plateauの端のほうからは村が見下ろせる。やっと、今いるところが中州だということに気がついた。昨日の道は今日は完全に水没していて、人々が渡れず困っている。でもボートが出ているようで、ボートで少しずつ渡っていた。Goan Cornerで働いてる人たちも、きっとこうやって毎日やってくるのだ。
セクターAにある小さなTemple
Egg Plateauには小さなTempleがあって、その近くにいい感じのハイボールがあった。トポでいうSunset Veiw。二つのでかい岩が並んでいる。カンテの部分が面白そうかつまともそう。ハイボールだけど、3分の2くらいのところにガバらしきものがあって、そこで落ち着いて考えられそう。例によって降りるのが核心になりそうで、登ったところかチムニーを降りることになりそう。降りれるのか微妙そうだけど、とりあえず途中のガバまでやってみることにする。出だしがけっこう難しくて、ちょっと苦労した。
Sunset View Boulders
ガバまで来しまって、行くべきか行かざるべきか、迷う。マントルはそんなに悪くなさそう、たぶん登れるだろう、でも、降りれる?えーい、行ってしまえ。心臓バクバク、マントルを返す。登れた!でも登れたのに落ち着かない。降りれるの?一刻も早く降りたい。
チムニーの様子を伺う。上から見るともうひとつの岩まで距離があってチムニー体勢に入れないような気がする。普通にそこを降りようにも、ホールドが脆そうで怖い。やっぱり登ったところをクライムダウンしたほうがいいかもと思い、トライしてみる。でも最後にガバがあるわけじゃなくて、しっかりマントルムーブで登っているので、クライムダウンは難しく、怖い。やばい、降りれないかも。
もう一度チムニーへ行き、意を決してとりあえず降りはじめてみると、思ったより簡単にチムニー体勢に入れた。ほっ。今回のHampiツアーでこの課題が一番興奮した課題だったかもしれない。トポでいう「Sunset Arete」(6c+)か「Easy Face」(3)か、そのどちらでもないのか、よくわからないけど、面白かった。
これは降りてきた後に記念撮影
その後はセクターA~セクターBを散策しながら村へ戻る。
セクターAとセクターBの間のボルダーにて
きれいな水田が広がる
とってもhungryなので、Laughing Buddhaへ行きランチを食べる。
ウェイターのネパール人のルシアン@Laughing Buddha Restaurant
再びBagum’sへ。今度は村の人に聞いたのでたどり着いた。わかりづらい。レストランには見えないし、ゲストハウスにも見えない(※1)。今回、A桐くんにトポのコピーをもらってきていたけど、トポに”PLEASE DON’T COPY”と書いてあるので一部買おうと思っていたのだ。トポは60ルピー。15年位前からここに来ているドイツ人が作ったものらしい。マイナーチェンジしていて、課題のおすすめ度をあらわす星がつき、あとCosmic Caveの詳細ページが追加されていた。
Bagum’sでもマットを貸し出していて、40ルピー。5~6枚あるらしい。Goan Cornerからマット借りてきたという話をしたら、幾らで貸しているのかとか、何枚あるのかとか聞かれる。やっぱり興味あるのね。
再びさっきと同じような道を通ってGoan Cornerへ戻る。するとマシューの部屋が空になっている。きっと今朝帰ってきて、Goaに向けて出発したのだろう。オーナーに聞くと聞けばちょっと前に出て行ったばかりらしい。普通に村の道を通ってくればすれ違ったのに、残念。Letterを残していってくれた、けど字が汚くて読みづらい。
2時ぐらいがお昼休みらしくてみんな休憩している。
Goan Cornerの犬その1
使用人さんとGoan Cornerの犬その2
犬その2、名前はたしかボビー
奥が女主人Sharmila、手前がそのお母さん
Goan Cornerは改装中で、バンガローを一度全部ぶっ壊して再構築中である。女性も数多く働いていて、力仕事もしている。インドの女性は姿勢がきれいなように思う。そして歩き方がゆったりしていて独特だ。頭にものをのせて歩くからだろうか。
これに・・・
壁を塗るとこうなる
レストラン(?)の床作り中
働く人々
Hampiの人々の多くはカメラを向けてもそんなに嫌がらず、むしろしっかりポーズをとってくれちゃったりして写真を撮らせてくれる。多くの人にとってカメラは珍しいものなのだろう、そうして撮った写真を見たがり、当然よい写真を期待しているのだけど、上手に写真を撮るのは難しい。背景が明るくて肌の色が黒いため、気をつけないとつぶれてしまう。ちゃんと光源を背にするか、フラッシュをたくか、オーバーで撮らないといけないらしい。そんなことにやっと気がついた。
3時半くらいから午後のセッション。寄り道をしながらCosmic Caveへ向かう。
Goan Corner 7b+
牛飼いの少年
さて「Cosmic Crimp」へやってきた。やっぱり高い。今日の朝のハイボールよりプラス1~2mくらいありそう。パートナーは見つからないので一人でやるしかない。3メートルくらいのところにガバがあってそれをとるまでの出だしがまず難しい。ランジでいけそう。でも届いているんだけど手首が怖くてなかなかガバがつかめない。何度かやっているうちにタイミングがあってきて、やっとガバをつかんだ。でも、右手首にかなり負担をかけてしまった。
Cosmic Crimp 6b+
さてここからだ。左上、かなり遠くにかかりのよさそうな、そして壊れそうなカチがみえる。遠い、届かない。しかもそのカチを左で取ってしまうとそこから動けなそう。持ち替え???ムーブがさっぱりわからない。ガバで行ったりきたりしているうちに疲れてきた。マットの位置も悪い。またランジをするのはいやだけど一回降りる。
ムーブがわからない。「Pilgrimage」のDVDをiPodか何かに入れて持ってくればよかった。そうすればムーブがわかったし、それだけじゃなくて、いろいろ課題を探すのにも役に立ったはず。
もう一回ランジ。ガバをつかんだけど、左手がすっぽ抜けたのでさっき以上に右手首に負担がかかった。カチまでのムーブがやっぱりわからないし、もしそのカチがとれても壊れそうで怖いし、すごく登りたい課題だったけど、潔くあきらめよう。もう一度ここに来ることは果たしてあるだろうか。手首も傷めたっぽいし、モチベーションが下がってしまった。
すぐ近くの、Cosmic Caveではめずらしくハイボールじゃないスラブ課題「Cosmic Friction」(6c)も星がついているしちょっとやろうとしてみたけど、さっぱりムーブがわからず離陸できず(※2)。Castle Hillの「On the Edge」の岩によく似てる。
帰り道、Rishimuk Plateauでも登ろうとしたけど、やっぱり登る気が起こらず。Hampiでのクライミングは終了してほかに行ったほうがいいかも知れない、と考える。
「Pilgrimage」のDVDのカバーのボルダー(※3)
この日のディナーはGoan Cornerで作ってもらう。home foodとやらにすごく興味があったのだ。goat(ヤギ)の肉のカレー、ライス、チャパティ、ホームメイドヨーグルト(cowじゃなくてbuffaloのミルク)が出てきて、おかわりもでてきてお腹いっぱい。Laughing Buddhaもおいしいけどこっちのほうがいい。やっぱりもうちょっとHampiに居よう。
※1
帰ってきてから聞いたけど、A桐くんはここに泊まっていたらしい。そして体調を崩してHospetの病院に入院。そのときは入院者続出で、旅行者の3人に1人は入院する勢いだったとか。
※2
YouTubeに動画あり。スタートの位置がぜんぜん違った。これの00:45あたり。
※3
この方向からしか見ていなかったので、これがDVDのカバーのボルダーという核心はもてなかったが、帰ってきてからA桐君に聞いたところこれらしい。反対側から見てみればよかった。
ワールドカップ in 加須 – 準決勝・決勝
今日もクライミングワールドカップ。今日はロッキーな人たちに混ぜてもらう。
ロッキーへは3ヶ月近く行っていない。tokuちゃんやアサヤンに会うのも夏の秋川渓谷以来。
着くとすでに多くの人が並んでいる。前売チケットは完売だが当日券が70枚程度あるらしく、たっくんが並んでいた。お久しぶり。ルートのコンペでもさすがにワールドカップは見に来るよね。9時に開場だけど朝7時半から並んでいたというロッキー応援団先発隊のおかげで今日はいい席に座ることができた。こーへーくんも来ていた。やっぱり見に来るよね。
詳しい結果は公式サイトを見ていただくとして、とても面白かった。見に来てよかった。
でも、こういうのを見てしまうとクライミングがしたくなってしまいます。それに、tokuちゃんやアサヤンはどんどん強くなってしまっているようだし、そういうのを聞くとやっぱりちょっとくやしいです。さっさと骨をぶった切って治療したい気分。
オブザベーション
予想通りこの二人が決勝進出(安間佐千&小林由佳@準決勝)
どういうレスト?(Charlotte DURIF@準決勝)
フィギュア4(Mina MARCOVIC@準決勝)
もっとごつい人かと思っていたら、小柄でとてもカワイイ(Angela EITER@準決勝)
決勝のルートセット
ただ一人この核心部をクリアして優勝(Tomas MRAZEK@決勝)
身長158cmでも世界のトップクライマー(Ramon JULIAN@決勝)