やっぱりTFCC

また病院へ、今度は造影剤検査。
やっぱり右手首はTFCC切れていたらしい。検査中モニター見てたけど、注入した造影剤がもれだすところがよく見えた。左手首のTFCCは切れていない。右とは違う場所の靭帯に損傷がある。右の方が症状は重いけど、左のほうが治すのは大変かもしれない。
TFCC損傷は手術すれば9割方よくなるらしい。入院3日、ギプス固定1ヶ月。クライミング復帰は半年~9ヶ月?でも手術したとしても、クライミングはおそらく極端に手首に対して負荷の高いスポーツなものだから、果たして再びその負荷に耐えられるのか疑問。TFCCを手術したクライマーっているのかな?
テーピングをして、手首に負担がかかるスローパーやアンダーとか苦手なムーブを避けて、余裕のあるムーブしかしなければクライミングはできているけど、フルパワーが出せないというのはクライミングにおいては超ストレスだ。のびのびでホールドを捕らえたときが一番危険。ホールドに届いているのに怖くてとめられない。ぎりぎりのところで耐えてムーブがこなせたときが、クライミングにおいて一番うれしいときなのに。フルパワー出さないから、神経系がなかなか鍛えられないようにも思う。
それくらいがルートにはちょうどいいのかも。でも最近はどちらかというとボルダリングで難しいの登りたい。頑張れば13は登れても二段は永遠に無理な気がする。徐々に悪化していて、そのうちクライミングできなくなる気もする。
最初に痛めたのが日本だったらたぶんすぐ病院に行ってただろう。2年前の北大病院でもMRIだけでなく造影剤検査までしてもらったらわかったかも。今回もMRIではわからなかった訳で、今回は同じ先生だけど、セカンド・オピニオンって大事なんだろうな、と感じました。
クライマーで手首が痛い人は結構多いんじゃないかと思います。一度専門医に診てもらってはいかがでしょうか。mixiにTFCC損傷のコミュニティがあって、とても参考にさせてもらっています。今回また診察に行こうと思ったきっかけはこのコミュニティを見たからで、世の中にたくさんTFCC損傷の人がいることや、いろいろな症例や、おすすめのお医者さん情報などたくさんの情報があります。