09/03/15 スノーパーク尾瀬戸倉

引き続きスーパーパークキャンプ。
前日にシェイプされたパイプが朝の冷え込みでしっかり固まっていい感じなのでパイプレッスン。とにかく腰を伸ばすこと。それからリップぎりぎりまで我慢すること。エアもジブもパイプもすべて腰を伸ばして軸を作ることが大事ということだ。なんてシンプル、しかし難しい。あとはすぐ足もとばかり見てしまので、顔を上げて前を見ること。けっこう飛び出せたりするようになってきたと思ったところで、蹴りが足らずにプラットフォームに落ちてそこからさらにボトムに落ちてかなり痛かった。しばし休憩。パイプはちょっとのミスでかなりくらうのでハイリスクだ。
お昼休みにBigキッカーを飛ぼうと思ったけど、アールもランディングも良さそうだけど、ちょっと風があるのが難しそうな感じ。直前で2人まくられて運ばれるのを見てしまったので無理はせず。1人はヘルメットをかぶっていないボーダーさんだった。普段かぶるかぶらないはもちろん自由だけど、ここはヘルメットがルールなんだしちゃんとかぶろうよ。自分もBigキッカーに入れるか入れないかのぎりぎりレベルなので傍目には危なっかしい危険な人なのかもしれませんが、ヘルメットはかぶるしプロテクターもフル装備です。
午後はパーク班。やっぱりレインボーは無理、踏み切りのタイミングがわからない。フラットダウンはだいたい大丈夫。スロープの一番上のキッカーはいつも調子がよいのだけど、午後になるとランディングの後のストップゾーンがぼこぼこになって着地した後がしんどい。キャノンボックスも踏み切りのタイミングがわからない。コースターは無理。カーブボックスはもう怖くなくなった。ロングレールはいつもよりリップの高さがあったので挑戦したけど通せず。
各種ポコジャンでsw360をやっていたらわりと調子が良い気がしたので、一番下のポコジャンでsw540をやってみたらできちゃった!あらあらおめでとう。そのままログハウス周辺のポコジャンやジブで遊ぼうということになり、もう1回sw540をやろうとしたがなかなかできない。何度か失敗しているうちに、シラカワさんからそんな練習するよりsw360でしっかり踏み切ってゆったり回る練習をした方がいいとアドバイスを受ける。スピンに意識がいき過ぎで踏み切れてないらしい。ダメ出しをしてくれるのはとてもありがたいです。しっかりしゃがんで上下動をもっと使うべし。それから手をもっと使うことも大事。腕は広げて使った方がスピンを強く掛けられるし、回転の調整もできる。これはレギュラーでも同じだろう。その意識でsw360をやっていたらかなりいい感じにできて、この感覚を覚えるべくしっかり反復練習するべきところだったが、その前にsw540でこけているところを見ていたGが「sw540できた?」と聞いてくるのでもう一回sw540をかけてみたら回りきらずにこけて痛かった。もうちょっとsw360をやりたいところだったが、Gがまたスロープに向かったのでポコジャンはやめてスロープへ。
レッスン終了後のフリーセッションタイムはGのBigキッカージャンプを見ようということだったけど、飛べる人は飛んでもよいということだったのでtada君とBigにトライ。幸い風はだいたい収まっている。まくられやしないかヒヤヒヤしながらで飛んでみると、リップがガタガタしていて一瞬がドキっとしたものの、何とか大丈夫。何本か飛んでみたけどやっぱりリップが変で、右足と左足の高さが違う状態から飛び出している感じでイヤだ。でもランディングの状態はとてもいい。なかなかビシっとした棒ジャンプが飛べず、一見良さそうなときも飛び出してから腰を伸ばすなんちゃって棒ジャンプ。しっかりタイミングを合わせて踏み切ろうとするととても難しい上に、合ってしまうと思いのほか飛んでしまったり。そうこうしているうちに、突然tada君が360を回ったので、張り合って360を回ってみたら思いのほかきれいにできた。先週の軸の傾いた360のときとは視界が違ってキッカーが見えたりはしなかった。続いてtada君が360にミュートを入れたので、張り合ってミュートを入れにいったら、悪くはなかったと思うんだけど、踏み切りが甘かったのかスピードが足りなかったのかデコに落っこちてバウンド。幸い柔らかくてあまり痛くはなかった。続いてtada君が先ほど以上にしっかりミュートを入れたので、今度こそと思ってちょっとだけ上からスタートしたら、途中あれちょっとさっきより早いかなっと思ったりしたところでGを受けてスピンを掛ける余裕もなくまくられ気味に飛び出し、何とか体勢を戻して足から着ったものの耐えられずにこけた。あぶなー。
そんなところでキャンプは終了し、引き続きBigを飛ぶ。するとtada君は540をかけてオーバーして720を回りそうになり、続いて720をかけてオーバーして900を回りそうになる始末で、ああ、この子とは張り合わない方がいいのかもと思った。かなりの飛距離と高さを出していて、それでいてまくられもせずしっかりした軸で回っていたのからすごいと思う。スピンキャンプでポコジャン360を教わったときに、tada君には360の高さで負けていたのでやっぱりその踏み切りの強さ(=うまさ)の差だろう。強いスピンをかけるのは多少自分のほうが慣れているかもしれないが、基礎となる踏み切りをしっかりしないとtada君に差をつけられてしまいそうだ。負けないように頑張ろう。
自分はというと、ビビリが入って再び棒ジャンプに戻ったものの、冷えてきた板が走るようになり、そのちょっとしたスピードアップ(といってもtada君より飛んでないと思う)でまたGを受けてまくられ気味になり、進入スピードでGがかなり変わることを痛感。慣れるまでの数本でまくられなければ大丈夫だとか思っていたけど、進入スピードには気をつけないとかんたんにまくられる。Bigの怖さを感じました。恐ろしい。
最後はジブってみたが、270inはすっぽ抜けそうだし、エッジを使ってフロントサイドとバックサイドの270outとかも練習してるけどさっぱりできそうにない。