09/03/29 スノーパーク尾瀬戸倉

本日はシラカワ塾文化祭。
11月から数えて室内29日スキー場21日の合計50日目!
あきらさんが事前に希望を出していたおかげで、夢のBigキッカーレッスン班が誕生。せっかくなのでそのBigキッカー班へ参加。講師はアキハル君。しかし午前中はBigがオープンせず、結局ポコジャンレッスン。スイッチ360がどうも後傾になる。
午前レッスンが終わる頃にBigがオープンしたので、お昼休みはずっとBigを飛ぶ。昨日よりリップが上がったような感じで、ちょうどいい。これぐらいが好き。しかし相変わらず風はある。でも、だいたいどのくらいのスピードで進入すればいいのかわかるようになってきた。シーズン最初は、無風のコンディションの中、スタート位置を決めて後はそのスピードが正しいと信じてノーチェックで飛ぶという方法しかできなかったけれど、今週は風の強さに合わせて、スタート位置を変えたり、アプローチでチェックを入れたり、踏み切りの強さを変えたりして調整出来るようになってきた。とはいってもビビリなため全般的にナックル付近へのランディングが多かったけど。
午後はいよいよBigキッカーでのレッスン。講師サイモン君。しかしまあ予想できることなのだが、飛ぶのが精一杯でレッスンという感じにはなりづらい。ワンポイントアドバイスをもらう感じ。昨日に引き続きハの字腰はずれでまったく360がきれいに飛べなかったが、腰が折れないようにケツを締めろとのアドバイスをもらったところ1回だけきれいに飛べた。うまく飛べたのはこの1回だけだったけど、ヒントは得られたのでまた練習しよう。
最後は棒ジャン大会。1対1で棒ジャンの高さを競うというこの大会は、棒ジャンを重視のシラカワ塾らしい企画。タックはもちろん禁止。やっぱり差が出るんですこれが。ライダーの棒ジャンは高いです。そしてそれ以上にシラカワさんの棒ジャンプは高かったです。
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全部終わった後に、飛び足りないらしいあきらさんがぽこジャンを飛び出したのでもうちょっとだけ遊ぶ。テンション上がり気味だったので720を狙ってみたら720どころか540すら回らず。じゃあどうしようかと思い、久しぶりにアンナチュラル360をやってみたところ、なんか思いのほかきれいにできた。以前チャレンジしたときはひどい後傾だったが、今回はそうはならずにきれいに着地。しかも一度だけでなく3回くらい全部ちゃんと着地。これくらいできてれば溝とかでも練習できそう。最後に予想外の収穫があってよかった。

09/03/28 スノーパーク尾瀬戸倉

なんかこの時期にもかかわらずパークが調子いいらしいとのことだったので、とても楽しみに戸倉へ。
スロープコースのアイテムはいくつか減っているし、ポコ~ミドルキッカーもショボくイマイチになっている。一方でたしかにBigキッカーとスーパーパイプは調子が良さそうだ。この時期にこのスーパーパイプは奇跡じゃないか。
午前中はスロープを流したり、少しだけパイプを飛んだり、ポコジャンで遊んだり。パイプはあまりうまく滑れない。やっぱり自分はとりあえずパイプよりジャンプのほうが好きみたいだし、山で滑れなくなる前にとりあえずスイッチを練習しときたい。2連の2つめでsw180とsw360を何度か飛んだあと、sw540が1回目できた!しかしその後はできず。欲が出る2回目以降はできないといういつものパターン。
お昼前にBigが開いたのでBigへ。サイズはよくわからないけど14m?全体的にちょっとしぼんだ感じはあって、でもリップは立派だしランディングも長い。リップはライナーで、前回(2週間前)とはだいぶ違う。まくられることはないけど、もう少しだけ跳ね上げてくれたほうが楽しい。そして風はけっこう強く、風読みが重要。360がやっぱりハの字腰はずれになってしまい、さっぱりきれいに飛べない。でも多少変なふうになってもこけはしなくなってきた。
午後のBigキッカー定点観測soto抜粋

09/03/15 スノーパーク尾瀬戸倉

引き続きスーパーパークキャンプ。
前日にシェイプされたパイプが朝の冷え込みでしっかり固まっていい感じなのでパイプレッスン。とにかく腰を伸ばすこと。それからリップぎりぎりまで我慢すること。エアもジブもパイプもすべて腰を伸ばして軸を作ることが大事ということだ。なんてシンプル、しかし難しい。あとはすぐ足もとばかり見てしまので、顔を上げて前を見ること。けっこう飛び出せたりするようになってきたと思ったところで、蹴りが足らずにプラットフォームに落ちてそこからさらにボトムに落ちてかなり痛かった。しばし休憩。パイプはちょっとのミスでかなりくらうのでハイリスクだ。
お昼休みにBigキッカーを飛ぼうと思ったけど、アールもランディングも良さそうだけど、ちょっと風があるのが難しそうな感じ。直前で2人まくられて運ばれるのを見てしまったので無理はせず。1人はヘルメットをかぶっていないボーダーさんだった。普段かぶるかぶらないはもちろん自由だけど、ここはヘルメットがルールなんだしちゃんとかぶろうよ。自分もBigキッカーに入れるか入れないかのぎりぎりレベルなので傍目には危なっかしい危険な人なのかもしれませんが、ヘルメットはかぶるしプロテクターもフル装備です。
午後はパーク班。やっぱりレインボーは無理、踏み切りのタイミングがわからない。フラットダウンはだいたい大丈夫。スロープの一番上のキッカーはいつも調子がよいのだけど、午後になるとランディングの後のストップゾーンがぼこぼこになって着地した後がしんどい。キャノンボックスも踏み切りのタイミングがわからない。コースターは無理。カーブボックスはもう怖くなくなった。ロングレールはいつもよりリップの高さがあったので挑戦したけど通せず。
各種ポコジャンでsw360をやっていたらわりと調子が良い気がしたので、一番下のポコジャンでsw540をやってみたらできちゃった!あらあらおめでとう。そのままログハウス周辺のポコジャンやジブで遊ぼうということになり、もう1回sw540をやろうとしたがなかなかできない。何度か失敗しているうちに、シラカワさんからそんな練習するよりsw360でしっかり踏み切ってゆったり回る練習をした方がいいとアドバイスを受ける。スピンに意識がいき過ぎで踏み切れてないらしい。ダメ出しをしてくれるのはとてもありがたいです。しっかりしゃがんで上下動をもっと使うべし。それから手をもっと使うことも大事。腕は広げて使った方がスピンを強く掛けられるし、回転の調整もできる。これはレギュラーでも同じだろう。その意識でsw360をやっていたらかなりいい感じにできて、この感覚を覚えるべくしっかり反復練習するべきところだったが、その前にsw540でこけているところを見ていたGが「sw540できた?」と聞いてくるのでもう一回sw540をかけてみたら回りきらずにこけて痛かった。もうちょっとsw360をやりたいところだったが、Gがまたスロープに向かったのでポコジャンはやめてスロープへ。
レッスン終了後のフリーセッションタイムはGのBigキッカージャンプを見ようということだったけど、飛べる人は飛んでもよいということだったのでtada君とBigにトライ。幸い風はだいたい収まっている。まくられやしないかヒヤヒヤしながらで飛んでみると、リップがガタガタしていて一瞬がドキっとしたものの、何とか大丈夫。何本か飛んでみたけどやっぱりリップが変で、右足と左足の高さが違う状態から飛び出している感じでイヤだ。でもランディングの状態はとてもいい。なかなかビシっとした棒ジャンプが飛べず、一見良さそうなときも飛び出してから腰を伸ばすなんちゃって棒ジャンプ。しっかりタイミングを合わせて踏み切ろうとするととても難しい上に、合ってしまうと思いのほか飛んでしまったり。そうこうしているうちに、突然tada君が360を回ったので、張り合って360を回ってみたら思いのほかきれいにできた。先週の軸の傾いた360のときとは視界が違ってキッカーが見えたりはしなかった。続いてtada君が360にミュートを入れたので、張り合ってミュートを入れにいったら、悪くはなかったと思うんだけど、踏み切りが甘かったのかスピードが足りなかったのかデコに落っこちてバウンド。幸い柔らかくてあまり痛くはなかった。続いてtada君が先ほど以上にしっかりミュートを入れたので、今度こそと思ってちょっとだけ上からスタートしたら、途中あれちょっとさっきより早いかなっと思ったりしたところでGを受けてスピンを掛ける余裕もなくまくられ気味に飛び出し、何とか体勢を戻して足から着ったものの耐えられずにこけた。あぶなー。
そんなところでキャンプは終了し、引き続きBigを飛ぶ。するとtada君は540をかけてオーバーして720を回りそうになり、続いて720をかけてオーバーして900を回りそうになる始末で、ああ、この子とは張り合わない方がいいのかもと思った。かなりの飛距離と高さを出していて、それでいてまくられもせずしっかりした軸で回っていたのからすごいと思う。スピンキャンプでポコジャン360を教わったときに、tada君には360の高さで負けていたのでやっぱりその踏み切りの強さ(=うまさ)の差だろう。強いスピンをかけるのは多少自分のほうが慣れているかもしれないが、基礎となる踏み切りをしっかりしないとtada君に差をつけられてしまいそうだ。負けないように頑張ろう。
自分はというと、ビビリが入って再び棒ジャンプに戻ったものの、冷えてきた板が走るようになり、そのちょっとしたスピードアップ(といってもtada君より飛んでないと思う)でまたGを受けてまくられ気味になり、進入スピードでGがかなり変わることを痛感。慣れるまでの数本でまくられなければ大丈夫だとか思っていたけど、進入スピードには気をつけないとかんたんにまくられる。Bigの怖さを感じました。恐ろしい。
最後はジブってみたが、270inはすっぽ抜けそうだし、エッジを使ってフロントサイドとバックサイドの270outとかも練習してるけどさっぱりできそうにない。

09/03/14 スノーパーク尾瀬戸倉

先週末はスーパーパークキャンプに参加。
朝目を覚ますと雨がザーザー降っており、キャンプに申し込んでなかったらきっと帰っていた天気だったが、仕方なく準備をしているうちに雨が雪に変わってきた。
コーチ予定だったマイク・ウィルソンは怪我をしてしまったらしく、代わりにギャレット・ラッセルがコーチになりました。愛称はG。申し訳ないが名前を聞いたことはなかったたけど、YouTubeでこの動画は見たことがあった。この人です。なんて楽しそうな人なんだろう。
午前中はパイプ班に参加し、こちらのコーチは世界のCab10ケン。戸倉は新しいパイプマシンを購入したらしく、リメイクされてひとまわり大きくなっている。これがパイプはめちゃめちゃ調子がいい。今までのパイプはなんだったのか。あれはなんちゃってパイプと呼ばざるを得ない。ケンタロウ先生のアドバイスは、だいたいこんな感じ。
・あまり切れ上がらないでターンの延長線上のライン取り
・スタンス広めでハの字でいいから両足のインエッジをしっかり効かせる
・飛び出すときには腰を伸ばして棒になる
・早く伸びてしまいがちなので、リップぎりぎりまで我慢する
こないだスピンを教わったときもそうだけど、自分ではわりとできたと思っても、ケンちゃんからはなかなか合格点がもらえない。パイプの調子がいいとはいえ少し開いているので、気をつけてしっかり蹴らないとプラットフォームに落ちたりするけど、雨のおかげでぐしょぐしょなのでころんでもそんなに痛くなかった。
午後はGの班で、レッスンというより一緒に楽しもうよって感じで、スロープやらボックスやらで遊ぶ。いろんなトリックが随所に飛び出す。ノーズブロック(アイスピック?)をまねしてみたら何となくできた。柔らかい板なら難しくないっぽい。キャンパーにもうまい人がいて、ハンドプラント360とか、キッカーでもなんか遊び系の技をいろいろやっている。ああいう動きは自分にはさっぱりできそうな気がしない。Gの技で特にかっこよかったのはフラットダウンボックスへ、ノーズブロックから270してサイドインしたやつ。これまでグラトリにはあまり興味なかったけど、もうちょっといろいろ覚えてみたいと思った。
ときどきアドバイスもくれて、ジブはとりあえずmore pop。それからhead up。ほんと、ジブはしっかり踏み切って飛ぶことが最重要だと思う。しっかり踏み切って腰を出す意識を持ってみたところ、このときはしっかり軸ができていたのだろう、270inしたときにわりと余裕があって、エッジをかけにいくことができそうだった。270in~エッジをかけてスイッチアウトっぽいことができたりした。
レッスン後にフリーセッションタイムがあり、そのとき来期のストリクトリーの板の試乗をさせてもらった。CLASM(175cm)とAROA dy’s(161cm)とABP(173cm)。みんな標準より2-3cm前についていたような気がする。それぞれパイプを1本滑っただけだけど、滑りが一番楽しいと感じたのはダントツでABP。パイプ、フリーラン、Bigキッカー用としてとてもいいと思う。しかし最近短くて楽な板が好きなので、AROAもしくはAROA dy’sの161cmが欲しいところだ。AROAは今年のモデルからカーボンを抜いて去年の柔らかさに戻したそうだ。AROAとAROA dy’sは基本的に同じと思っていいけど、全く同じという訳ではないらしい。
最近はアロアよりインベのほうがいろいろと楽と強く感じていて、アロアにすると回るのが大変で仕方がない。リップにエッジが引っかかったりするし、きっと早がけしまくっているのだろう。

09/03/08 スノーパーク尾瀬戸倉

日曜も引き続き尾瀬戸倉。
朝ブーツを履いていて気がついたが、昨日なんかわりと調子よかった原因はブーツの締め具合じゃないか。昨日はいつもより第3・4バックルが一目盛り緩いまま滑っていた気がする。いつも朝駐車場でバックル締めたっきり駐車場に戻ってくるまで緩めないのだけど、そういえば昨日は朝一目盛り緩い状態で出発してその後締めた記憶がない。試しにいつも通りの状態とスイッチフリーランの比較をしてみたが、緩い方が前後差がとれてやりやすい。でも緩いと捻って怪我しそうな気もして怖いけど。やっぱりフリースキーは足首がよく動くブーツのほうがいいってことだろう。FT、SPK、ダルベロブーツが気になります。
キッカーのランディングは相変わらず硬く、Bigキッカーはオープンする気がないようなので今日もスロープ中心で遊ぼうかと思ったが、スロープ1個目のキッカーのストップゾーンがボコボコのウェーブになっていて危ないし、ボックスもなんかイマイチ怖くてフラットダウンで刈られたりする始末なので、スロープはやめて下のキッカーで遊ぶことに。
昨日に引き続きなかなかいい感じで540ができる。なんか720もやればできそうだが、ランディングが硬いので無理はせず。ジブしないならインベにする必要はないので、途中からアロアにチェンジ。すると明らかに板の長さと重さを感じて回るのがしんどくなった。回りやすかった原因は板の長さもあったみたい。インベは161cmでドセンター、アロアは167cmで標準から2センチ前。161cmでもランディングがしんどいと思ったことはないし、次板買うなら161cmで十分な気がする。Bigはちょっと怖いかもだけど。
あきらさんやtomさんが直談判してくれたおかげか、午後からはBigキッカーがオープン。オープンしてみるとランディングはけっこうシャバってて、もっと早くあけられたんじゃないかという気もしなくもない。相変わらずレベルが高く、見ていて楽しい。
カトウフミオさんがヤバイ。正確なスイッチ高回転を連発する白川塾ライダーをいつも見ているので、変態スキーは見慣れているはずなのだが、いろんな3Dを連発するカトウフミオさんはまた別の次元ですごい。スイッチロデオやらミスティやらスイッチフロントやら挙げ句の果てにダブルフリップ。しかも彼は週末しか滑っていないリーマンスキーヤーだというではないか。すごすぎ。
それから白川塾のサイモン君とアキハル君のスイッチ1080ミュート対決もまた見応えありで、サイモン君のグラブのスタイルかっこいいしランディングもビタビタなんだけど、アキハル君は高さ・グラブの時間・グラブの場所でさらに上をいっている感じだった。
自分はというと、もはや限界サイズのキッカーなのでかなりドキドキ。サイズが大きくなってアプローチスピードがまた上がっているし、リップの形状もアールのまま飛び出しているのかなんなのか、先週よりも難しい感じ。1本目はまくられそうになってひやっとした。一般上級スキーヤーもわりと苦戦している感じで、あまり飛びやすいキッカーではないのかも。リップも荒れやすくすぐに溝がいっぱいできて引っかかる人も続出。しかし快晴無風でアプローチの速度はぴったりだし、ランディングもほどよい硬さ。
少し冷えてリップが安定してきた頃に、びびりつつ360をやってみたら軸が傾いた上に滞空時間が長いからなのか、いつもと違う視界でキッカーがよく見えて怖かった。それでもこけはしなかったのでよかった。最後の2本は540もやってみて、1本目はきれいに立てた。2本目はオーバーし、昨日のようにとっさに720なんて芸当はできずにそのままクラッシュ。空中で回転をコントロールする能力はまだありません。
Bigクローズ後、2連の2つ目で720を狙って見たら一発で立てたので満足です。なかなか充実した週末でした。
Bigキッカー定点観測あきらさん抜粋soto抜粋
コマ送りにしてみると、踏み切りが遅れて飛び出してから腰を伸ばすなんちゃって棒ジャンプになり気味。スピンは相変わらず腰が外れ気味。でもこのサイズだし上出来でしょ。
YouTube埋め込みテスト

09/03/07 スノーパーク尾瀬戸倉

上村愛子選手応援チケットを購入していたにもかかわらず、迷った末に尾瀬戸倉へ。
ジブ板が戻ってきたことだしスロープ中心で。牧場でジブレベルアップしたおかげが、入れるアイテムが多くなってきたのでスロープが楽しい。レインボーレールとローラーコースターボックス(くじらボックス?)は入り方がさっぱりわからないのでパス。キャノンボックスは入り口が雪面がつながってて、踏み切るタイミングが難しくてうまく乗れない。何度か挑戦はしたものの危なっかしいのでパス。ロングレールは入り口の高さがレールに比べて低く、しっかり踏み切る必要があり、しかしながらそのリップの位置が低いだけでなく近いものだから、スピードつけて入ってくると上昇中にレールにヒットしそうな感じで難しい。手前から踏み切ったりしないと難しいんじゃないか。これも何度かやったものの、5回目くらいで後ろ足がレール乗らずにに再度ウォールをヒットしてしまい、せっかく直した板をまた壊してしまったかとひやっとしたものの、幸い特にダメージはなかった。ワイドボックスとフラットダウンボックスは大丈夫。右カーブもなんとか。左カーブは朝イチは見事に刈られて痛い思いをしたけれど、慣れてきたら右カーブより楽かも。
キッカーはなんか回りすぎる日。朝から下の2連の1つ目のポコジャンで360とかやってもオーバーしてこける始末。スロープの1つ目の8mキッカーで540をやろうとしたら、540回った時点でまだ空中高いところにいて、とっさにプラス半回転して720で立ってしまった。全く狙ってないのに山で初720♪
下の2連の2つ目の6mも、そんなに強くかけてる意識はないんだけど、わりと楽に540が回せて、安定して立てる様になってきた。かけがうまくなったのか、いつもより踏み切れて滞空時間が増えているのか。スイッチフリーランも板の前後差がつけれるしわりと調子が良かったんだけど、その理由は翌日明らかに。
リメイクされて15mになったというBigキッカーは、前日の雨でランディングが硬すぎるため、天気は良いのに終日オープンせず。今日はそのほかが楽しかったのでそれでもよしです。Bigが開かないのでBigの側壁をスパイン代わりにしたビチ飛びセッションが上級スキーヤーの間では行われておりました。

09/02/28 スノーパーク尾瀬戸倉

土曜は戸倉へ行ってきました。もう2~3日前から天気が良さそうだから楽しみで楽しみで。
ターゲットはBIGキッカー!ホームページには14mと書いてあるが明らかにそんなにはない。先週の牧場のほうが大きかったと思う。あきらさんによると先週はあと1mノールが長くてリップもちょっとアップ系だったとのこと。とはいえ、ランディングがかなり長いので、飛ぶ人は20m以上飛ぶ。
飛んでみると、何も考えなくていいほど飛びやすくはないけど、とても飛びやすい。360をやってみると、すんなりと気持ちよく飛べたけど、気をつけないと回りすぎてしまう感じ。なんだかいけそうな気がするので、540まで回してみたらすんなり立てた!
しかし、調子に乗って540にグラブをしにいって、後傾で着ったところで板が解放してこけてからは、ビビリが入ってイマイチ。自分的には板がはずれなければ耐えられたのに。ビンディングへの信頼が揺らいで怖くなってしまった。
調子が良かったのは最初のほうだけで、気温が上がってリップがシャバるし、午後イチにも棒ジャンで前につんのめってビンディングが両足同時に解放してこけたりしてビビるし、なんか踵というか足首というかが痛くなってきたしでダメダメ。棒ジャンプがさっぱりまともに飛べなくなってしまったので、結局午後は全部棒ジャンプ。
踵が痛いのは先週の牧場からなんかそんな感じがあり、去年ブーツが合わないせいで痛くなってさんざん苦しめられたのに近い症状なので要注意。今年はブーツチューンにお金かけたおかげかこれまで順調だったのに。
「今日の目標はBIGで棒ジャンプ」と言っていた、あまり大きいキッカーを飛んだことがないらしい自称キングオブチキンのTADA君も、最初こそビビリ気味だったもののあっという間に慣れてBIGで540をビタビタ立ってしまう始末。溝の小キッカー(2m)でミュート360ができる人だもの、もともとサッツ力相当高いんですよ。高さでてるし、軸きれいだし、540になっても高さ落ちないし、見習いたいサッツです。ちょっとだけ早い気がするけど。
あきらさんはひたすら540ニアテール。ニアテールはかっこいいです。自分もやりたいグラブ。でかいキッカーを飛び慣れているだけあって、ランディングが力強い。ときどき720とか900もやっていて、トランポラーなだけあって細い軸でぐるぐる回るのがすごいです。あきらさんは360より540のほうがランディングが楽と常々言っていって、実際360をやっているのはほとんど見たことがない。確かにランディングが長く見えるはずだからそうなんだろうと頭では思いつつも、これまでそれが実感できたことはなかったが、BIGで540やってみて自分にも何となくわかった気がしました。
BIGを飛んだ後は、いつもの7mとかのキッカーがポコジャンに感じる。BIGでスイッチランディングやったおかげで、sw360とかぜんぜん怖くなかったし、多少バランス崩しても立てた。
360より高さ落ちてるけど、とりあえず540ができたのでかなり満足です。今年は540に安定してしっかりグラブが入れられるようになりたい。あと1回くらいBIGでsw180と720に挑戦してみたい。
午前の部その1(あきらさんTADA君soto
午前の部その2(あきらさんTADA君soto
午後の部その1(あきらさんTADA君soto
午後の部その2(あきらさんTADA君soto
日曜日は法事のため滑らず。

09/02/21 スノーパーク尾瀬戸倉

TADA君の誘いもあって、スロープスタイルキャンプに参加。戸倉は久しぶりに雪が降って、コンディションはいい感じ。左膝は少々不安だったので、サポーターをしっかりつけていったけど、結局全然平気だった。
スロープスタイルキャンプといいつつ、キッカーがほとんどオープンしていなかったので、ジブキャンプ状態に。かえってその方が、ジブが下手でスロープを流せるスキルがない自分にはうれしい。午前中はシラカワ先生。朝イチはフラットダウンに刈られるし、縦に入ったローラーコースターでもクラッシュするしで先行きが思いやられた。
ワイドの270inはとりあえず早がけしないこと。
フラットダウンは自分の場合はダウンどうこうよりまずはフラットにちゃんと乗れることで、大事なのは右手をちゃんとひいて板を横に向けることと、目線を高く保つこと。
休憩前にちょこっとパイプもやったりして、午後はサイモン先生。
同じくワイドの270inから。前回のジブキャンプでも教わったけど、大事なのは乗るときに目線は後ろにで足もとのボックスを見ること。それからしっかり踏み切ること。上手なひとはけっこう高く飛び上がってる。あとは真ん中に乗ること。自分はキッカーでも左足を横に蹴り出して右に飛んでしまう人なので、270inするとやっぱり右に落ちる。TADA君は反対で左に落ちてる。
続いてフラットダウンは午前に教わったことに加えて上半身をリラックスさせること。動きがカタイというのは常に言われる。基礎スキーのレッスン受けててもそうだったし。でもたしかにリラックスを意識した方が楽に乗れたし、うまい子は非常に楽そうに乗っている。
最後は右カーブボックス(右足前なのでトップが上)。カーブのコツはとにかく進入スピード、進入高さ、進入角度のバランス。スピードが早めのときは下目に入り、遅めのときは上目に入る。最初は当て逃げというか、スピード遅め、高さ下目に入って内側に落ちるところから。最後一回通せたので満足。
ジブのキャンプはエア以上に教わることが多いし、ひとりではやらないこともできるしおもしろい。また次回あったら参加したい。トリック系も教わりたい。

09/02/14 尾瀬戸倉→カムイ竜ヶ崎

我ながらとても後悔が残る日。
いつものように金曜日夜に戸倉スキー場のちょっと手前の某所で車中泊。朝起きると予報どおり雨で、パラパラ程度を期待していたのにかなりしっかりと降っている。とりあえずスキー場まで行くもののやはりしっかり雨。市橋Shew様ジブキャンプに空きがあれば当日申込で参加しようかとも思っていたけど、そんな気がすっかりなくなる。こんなんだったらカムイにしとけばよかった。
どうしようかと思いつつとりあえず待っていたら、なんか景色が動く。外はスケートリンクになっているし、傾斜と風で車が滑っているようだ。まあ大丈夫かと思いだらだらとしていたら、いつの間にか後ろの車との距離が1m位になっていて、このままではぶつかりそうなので、動かそうとしたらさっぱり動かない。前輪をくるくる回していたら、係員がやってきて砂をまいてくれた。とりあえず滑らないところに場所を変えたかっただけなのだが、お帰りはこちらへと案内されてしまったので、まあいいやと思い帰ってカムイに行くことにした。
帰り道はすっかり晴れていて、やっぱりもうちょっと待ってた方がよかったかと後悔しつつ、途中実家でのんびりしてからカムイナイターへ。
カムイのキッカーはテーブルがちょっと伸び、しかも全体の標高が高くなっている気がする。クイックだし、なにより天井が近くて怖い。自分程度のサッツ力で天井に当たることはたぶんないんだろうけど、怖くてぜんぜん思いっきり踏み切れない。360と540をしっかり踏み切る練習をしたかったが、これでは練習にならない。仕方がないのでスイッチの練習をしたりしていたがイマイチ。ビデオを見ると踏み切りの瞬間に体重が右足に移ってしまっている。左足に乗らないと。
そしてとりあえずミュート360をやったらテーブルに右足がひっかかり、ランディングバーンの横の雪壁に突っ込んで例の調子の悪い左膝がぐにっとなり、さらに股関節もなんか痛めたっぽいので即終了。40分しか滑らなかった。
いつもなら棒ジャンと棒サブロクがきちっとできてからミュート360をやるのに、どちらもできてないのにいきなりやったのがよくなかった。過信。
その1
ああもうモチベーションガタ落ち。
すぐに湿布貼って、帰ってきてからもアイスノンで冷やしたので、幸い今日の感じではそんなに悪くなさそう。痛みもないし。こういう微妙な怪我は復活のタイミングが難しい。ハイシーズンでなかったら大事をとって1ヶ月スキー禁止の刑にするところだ。打撲とかだったら別に我慢するが靱帯の怪我は怖い。びびり過ぎかもだけど。
夏に右膝の調子が悪かったときは、原因はハムストリングスの筋力不足と柔軟性不足だったみたいで、筋トレしたら改善した。しかしその後さっぱり筋トレと怠っていて、こないだは右のハムストリングスが軽く肉離れっぽい感じになってしまったし、きっと今回の左膝も筋力不足が根底にある気がする。ちゃんと筋トレと柔軟をやらないといけないんだろうけど、ダメね、できないね。
わざわざカムイに行ったのはこのイベントに参加してみようかなという思いもあってキッカーを飛びたかったから。今シーズンはとりあえず草大会のアマチュアクラスとかビギナークラスみたいのに出てみたいという目標があり、戸倉の大会はいつもより時期が早いし結局540クラスもなかったし、なんかちょうどいい大会はないかと思っていたらこのSTYLE WARSというのが目にとまった。12mと8mの2-wayなので、8mならミュート360くらいできそうだし、大会参加費にリフト代込みだし、写真を撮ってくれるというのもウレシイ。しかしまた膝を捻ってしまったし行くのはやめます。だれか行ってきてください。

09/02/08 スノーパーク尾瀬戸倉

ちょっと前の話です。日曜日は引き続き戸倉にいました。
前日膝を軽く捻っていたのでどうしようか迷ったけど、やはり大会を見たかったし。
大会のキッカーは12m。といってもどこからどこまで12mなのかよくわからないし、ランディングが長くてどこまででも飛べちゃいそう。土曜日もスノーボードの大会をやっていたけど、そのときよりもキッカーがアップになっていたような気がする。天気は晴れてはいるんだけど強風で、午前中に公式練習を始めたけれどすぐに中止。天候の回復を待ち、ぎりぎりまで引き延す方針。
なかなかはじまらないのでスイッチのフリーランしたり、ポコで軽く飛んだり。ジブはやらず。
クローズしている間に一度キッカーへのアプローチを滑ってみたけどスピードめちゃ早い。そしてランディングバーンも滑ってみたけどめちゃめちゃ急で、相当なスピードがでてレギュラーでも怖いくらい。飛んできたらもっとスピードが出るし、スイッチであんなのは無理。
強風はそんなに改善していないものの、午後になって競技開始。向かい風が吹けば届かないし、追い風が吹こうものなら飛びすぎてしまうという、非常に難しいコンディション。公式練習中に何人かクラッシュし、ヘルメットが2~3個割れたようだ。
予選は2本、決勝はトーナメントでの勝ち上がり方式(ノックダウン方式?)で見ていておもしろかった。やはりsw720を持ってくる人が多い。勝負はランディングのクリーンさ。それから高さ、グラブの完成度という感じ。
優勝はオサダシンジ君で、sw1080ミュートとsw720ジャパンを予選から決勝まで完璧にメイクし続けた。安定感が桁違い。印象に残っているのはランディングが乱れて予選落ちしちゃったけど、スイッチミスティ900をやっていたイケダユウキ選手。やはり軸の入るエアはかっこいい。あとは公式練習で大クラッシュしてビンディングもげて大会には出なかったけど、ロデオだかアンダーフリップだかフレアだったかよくわからないけど縦の回転をやっていたサトウケイタ選手。カムイでなんどか見ました。縦の技は回転を合わせるのが難しそうで、今日のようなコンディションではかなりリスキー。あとへんてこなグラブのsw720だかsw900だかをやっていたポークビッツ選手。それからシンジ君と同じく安定感が抜群だったサイモン君。高さがちょっと足りなかったか。サクライサトシ君も完成度の高い900ニアテールで勝負していたけど、ランディングのわずかな乱れで準々決勝だかで負けてしまった。ハカタトウジ君はアフロのせいか調子が悪そうでした。2位になったカトウフミオ選手はスイッチの滑走力が印象的で(他の選手もそうだと思うけど特に)、ランディングバーンのあの急斜面で強烈な両足のスイッチカービングをしていました。
公式練習
予選
寒くてビデオ撮るのがしんどいので決勝は撮らず。
そして今日は膝の大事をとって滑りには行かずお休みです。