エアリアル
ここまでいくとスキー競技ではない気がする。フリーライドのキッカーと違って、かなり上向きに飛び出しすごい高さから下向きに落ちてくるので、落下の方向に対してランディングバーンの斜度が緩い。相当な衝撃が来るだろう。
44歳のおじさんが後方3回転宙返りを飛ぶのにはびびった。しかも回転足らずに顔面打ち付けてるのに平然と起きあがり観客へのパフォーマンス。かっこよすぎる。
カーリング男子決勝
男子はパワフルなショットを持っており、見事なテイクアウトショットを連発。あきらかに女子とはレベルの違う試合だった。攻撃的な試合で見てて楽しめた。
男子回転
皆川惜しい!右足の第4バックルがはずれてなければあと0.03秒くらいははやかったんじゃないかなあ?佐々木明はなんからしくない結果でちょっと残念。テイネ出身らしい湯浅も2回目3位のタイム。すばらしい。
ショートトラック男子500m
どう見てもフライングのスタートで飛び出したオーノが逃げ切り。あれをスルーした判定はひどい。
4年に一度の一大エンターテインメントがついに終わってしまいました。日本選手団に長野のときと同じメンバーがかなりいるのは、うれしい反面あまり好ましくないことでもあります。葛西や上村、村主などバンクーバーを目指すと宣言しているベテランはぜひ応援したいですが、先輩を超える若手にもどんどん登場して欲しいものです。
次までは長いですがまた4年後を楽しみにしています。
フィギュアスケートはすぐ世界ジュニア選手権・世界選手権があるのでそれも楽しみです。
カテゴリー: figure_skating
トリノ五輪 – フィギュアスケート女子シングルFS
安藤美姫
4回転にチャレンジしたのはよかったと思う。軸もきれいでけっこう惜しかったし。ポテンシャルはトップクラスだと思うので、これから頑張って欲しい。
コーエン
ウォームアップでこけたし演技直前の表情も自信なさげ。と思ったらやっぱりこけた。でもミスで吹っ切れたのか、後半持ち直し表情もよくなった。
荒川静香
安全運転な感じもしたが、見事な演技。イナバウアーはもう一秒くらいホールドして欲しかった。運ではなく、まさに実力で掴んだ金メダルだと思う。おめでとう。
村主章枝
マイナーミスはあったが、とってもよかったのに。表彰台はいけると思ったのに。コーエンやスルツカヤにFPだけでも負けてるのはどうにも納得いかないが、冷静にプロトコルを見れば仕方がないかもしれない。柔軟性がないとなかなかレベルを上げられない今のルールは彼女には厳しい。試合後TBSに出たときの発言はとても立派で、ますますファンになった。バンクーバーを目指すらしいのでまじ頑張って欲しい。
スルツカヤ
幾度もプレッシャーを克服してきた彼女だが、オリンピックはやはり違ったのか。演技後、相当悔しいだろうに笑顔を絶やさなかった。
・プロトコル
トリノ五輪 – フィギュアスケート女子シングルSP
3-3を決めたマイズナーとグルジアの子はよかった。特にグルジアの子は高いジャンプとすばらしい柔軟性があって、きっと浅田真央のよいライバルになる。フリーでも怖い存在。
安藤美姫
本人がそれなりに楽しんでそうなのがよかった。ミスの割によい点がもらえたのは、海外で高い評価を受けてるんだろうな。衣装は失敗かも・・・
スルツカヤ
さすがだけど、スパイラルでぐらついたりしてたな。なんかパワフルでよかった。
荒川静香
スパイラルでの最後のぐらつきがちょっと気になったけど、他はさすが。点は出すぎな気もしたけど、素人には分からないところで難しいことをいっぱいやっているのかな。演技後の歓声はあんまりなかったような気がする。
村主章枝
やっぱりこの人の演技が一番好き。柔軟性はないかもしれないが、なんというか、見せ方がとても上手。特にスパイラルは、ポジションやスケーティングの乱れがなくとてもよかった。エレメンツのレベルが足りなかったみたいだけど、PCSはもうちょっと出てもいい気がした。上位3名と4点もの差はなかったと思う。
コストナー
相当なプレッシャーあっただろう。仕方ない。
コーエン
驚異的な柔軟性、スパイラルは見事。演技に入る前から表情に自身が満ちあふれていて、ミスりそうな気がしなかった。PCSは出すぎな気がする。
・プロトコル
フリーがとても楽しみ。
トリノオリンピック雑感2
男子モーグル
ミッコのアグレッシブな滑りはすごかった。ターン重視、スピード重視の採点の流れからいったらミッコが優勝じゃないかという気もしたが、ターンの質までは自分にはよく分からないので、デイルのほうが質の高いターンをしていたのかな。エアの着地のちょっとしたミスで、ターン点とエア点の両方が二重に減点されるのは厳しいルール。着地で後継になっても、みんなこけないのはすごい。
フィギュアスケート男子シングル
高橋大輔はメダルのチャンスはあったけど。でもよく頑張ったように思う。技術点やたら低いな~と思ったら、ジャンプの構成ミスで3Lzが無効になった模様。www.shanfan.comに置いてあるプルシェンコの2001年の世界選手権のエキシビジョンは傑作なので、フィギュアにスケートに興味のない人もぜひ一度見てください。彼はきっといいやつに違いない。
女子スノーボードクロス
おもしろすぎ。決勝でグラブをしてこけたは悲惨すぎる。スノーボードクロスはショートトラックに通じるおもしろさがある。むしろショートトラックより波乱が多くておもしろい。
ショートトラック女子1500m・男子1000m
韓国選手の力が圧倒的。最後尾から大外を回って全員を抜き去ち、一周でトップにたつ圧倒的な加速力とスピードがすばらしい。見ていて負けそうな気がしない。
女子カーリング予選リーグ
日本チーム惜しかったけどよく頑張った。これは本当におもしろかった。短い時間で決まってしまう競技がほとんどなのに対して、カーリングの選手は1試合2時間もかかるゲームを9試合もできて、とてもオリンピックを楽しめてそうだ。
トリノオリンピック雑感1
ここまでの感想など。
女子モーグル
上村愛子は残念!しかし、最初のパートでミスをしたし、そのせいか第一エアの360もいつもより小さかったし、仕方がないと思う。コーク720は高さもあって完璧だった。2位のカリー・トローは長野からただ一人トリプルを出していたし、ただ勝つのじゃなくて、その時点の最高難度の技に挑戦しているところがすごい。ジェニファー・ハイルはやはりターンがすばらしかったし、エアの完成度も高かった。しかし6.45のエア点は出過ぎな気がする(上村:5.75、トロー:6.18)。エアは派手になったけど、モーグルはやはり滑る競技であって、そこをしっかり練習してきた選手が勝ったのだと思う。
スノーボード男子ハーフパイプ
おさえて滑っていた(と思われる)國保和宏が同じミスを2回したのは残念。成田童夢の1回目はもうちょっと点が出てもよさそうな気がした。2回目のファーストヒットの720は高さがあってかっこよかった。村上史行の2回目は高さもあってすごくよかったのに、最後本当に惜しかった。中井孝治は無難に行き過ぎたのかな。やはりアメリカ勢はダントツにすごくて、かなり差があるのかという気がした。不思議に思ったのはTOYOTA BIG AIRでは1080をメイクした人はいなかったのに、パイプではみんなちゃんと決めてくること。パイプでやる方が簡単だったりするのかな、それとも選手のレベルが違うのかな。
アルペンスキー男子滑降
迫力すごい!時速130kmで滑るってすごすぎる。アルペンの選手はみんな中年体型に見えるんだけど、体重があったほうがスキーが走るのかな?
スキージャンプノーマルヒル
選手と一緒に時速90kmで走るカメラがすごい。
スノーボード女子ハーフパイプ
今井メロはもうちょっと無難に滑って予選を通過して欲しかった。モーグルでスピード(ターン)重視の採点をしていたように、この競技も高さを最重要視して採点されていたように思う。高さのない540より、高さのあるスタンダードエアの方が評価されるというのは正しいと思う。アメリカ勢は高さが圧倒的。
フィギュアスケートペア
スロー四回転サルコウでクラッシュした2位の中国ペアと、怪我から復帰戦の元世界チャンピオンの3位の中国ペアは、かなり同情点が入っていたように思う。4位の中国ペアのほうがミスのない演技をしていたのに。しかし2位のペアの女の子の根性はすごいわ。
井上怜奈は新松戸のダイエーで練習してたような気がするな。
氷都とまこまい国体
苫小牧まで行って、国体のフィギュアスケート競技を見てきた。
もちろん生で見るのは初めて。
北海道で全国クラスの大会を見れるのは、たぶん今日がラストチャンスだったので、修論発表の二日前なんだけど朝から苫小牧へ。寝てない。
苫小牧の1つ手前の沼ノ端ってとこで降りたら、久しぶりに無人の駅だった。
フィギュアスケート競技は沼ノ端スケートセンターというところが会場。駅から徒歩10分。苫小牧には5つスケートリンクがあるらしいけど、その中でももっとも小さい会場らしい。スタンドには300人分くらいの席しかない。自分もそうだけど、最近のフィギュア人気のせいか、観客は多数で立ち見もたくさん。幸い競技開始30分前に会場に着いたので、端のほうだけど座れた。
今回見に来たのは少年女子の部のフリースケーティング。こないだの全日本のときフジテレビの放送枠を勝ち取った、浅田舞、澤田亜紀選手がでることになってたので、特にその二人が見てみたかった。
国体は各都道府県から2名代表選手がでて、二人の成績で優勝を争うらしい。今日滑ったのは6人×4グループだったので12都道府県しか参加していないということか。おとといのショートプログラムの成績でグループ分けされているらしい。
第1グループの選手が出てきた。各グループごとに6分間練習というのがあって、6人一斉に練習をする。けっこう速いスピードで滑ってて迫力があった。本番より練習のときのほうがみんなだいたい速かった。ジャンプも生で見るとなかなか見事。1Aとかでも十分見応えがある。
採点は6.0満点の旧採点方式。
ジャンプに目がいくけど、普通のスケーティングのときの手の使い方とかに魅力のある選手もいて、そのあたりにも結構差があることが分かった。テレビで見るよりもその差がよく分かる。
第1グループはだいたいダブルのジャンプ、第3グループぐらいからトリプルのジャンプがでるようになってきた。
グループが進むにつれて上手くなってくるので最初から見ていてもずっと楽しめる。得点は必ずしも演技に比例してないような気がして、後ろのグループにいるだけでいい得点をもらえてる人もいた気がした。
最終グループになると、あきらかにレベルが高くなった。ショートプログラムトップの浅田舞さんはさすがという感じで、とりあえず、このレベルの大会ではジャンプ力が完全に各上。トリプルループ(たぶん)がステップアウトしたけど、他の4種類のトリプルジャンプをきれいに決めたし、練習のときからジャンプの安定感が違った。四大陸選手権終わってすぐの強行日程なのにすごいな。
ジャンプ以外の面ではもっといい選手は他にもいたかもしれない。でも5種類のトリプルが飛べないとトップは争えないのだろう。
もう一人の注目選手の澤田亜紀さんは得意のはずのジャンプで苦しんでいた。
会場は激寒い。写真撮影は禁止。
お昼前に女子は終わって、すぐ札幌に帰った。
・結果
眼振
先週、「 所さんの目がテン!」という番組でフィギュアスケートが取り上げられていました(札幌では6日遅れで放送しているようです)。村主章枝さんの妹の村主千香さんが登場してなかなかおもしろいことをやっていました。
一つめ。
村主さんにスピードスケートの靴を履かせたら全く滑れなくなってました。逆もまたしかり。
二つめ。
フィギュアスケーターはなぜスピンしても目が回らないのかということで、村主さんを回転する椅子にのせてぐるぐる回してました。そしたらまったく目を回しませんでした、っていうのは以前「トリビアの泉」という番組でも安藤美姫さんが同じ様なことをやっていたので別におもしろくもないんですが、今回は逆回転をやりました。そしたら、あっという間に目を回しました。
普通の人は、回されると「眼振」といって回転に合わせて目がきょろきょろ振動してしまって、回転が止まってもその眼心が残っている、というのが「目が回っている」状態です。
フィギュアスケートの選手はトレーニングによって三半規管が鍛えられているらしくて、回っても眼心が起こらない。だから回ってる最中も景色がよく見えているようでした。
ということを思い出して、今日、学校の回転椅子でくるくる回ってみました。椅子で回っても景色なんか見えてないから、スキーで飛んでる最中に見えないのも当たり前な気がしてきた。気持ち悪い。鍛えたら見えるようになるのかな。
おすすめの動画
スキー
・EXPN.com
去年のWinter X Gamesなど、X Gamesの動画がたくさん。おすすめはスキーのハーフパイプ(Windows Media版のリンク先がおかしいうえに、QuickTime版も音が出ないけど)。比較するようなものじゃないかもしれないけど、この迫力はスノーボードを超えていると思う。トリノでは公開競技なんだっけ???←違った。
・Skidebosses.com
なかなか放送してくれないモーグルW杯の動画がおいてあるありがたいサイト。最近のエアはやばいです。王者のこんな姿も。
・Paralines.net
スキームービーを作ってるサイト。これとか。
フィギュアスケート
・japanskates.com
日本のフィギュアスケート選手を紹介している海外のサイト。最近の全日本とか、いろいろ動画がおいてあるけど、違法にならないのかな?2004年に荒川が世界選手権で優勝したときの演技がおすすめ。
・cruelladekwan.com
ミシェル・クワンのファンサイト?Other Skatersに伊藤みどり、浅田真央の動画などがある。伊藤みどりのジャンプを久しぶりに見たけど、その迫力にびっくり。レベル違うわ。
全日本フィギュアスケート選手権FS
アヨロから帰ってきて、みんなで録画しておいたビデオを見た。
やっぱりおもしろい。さすがにSPと比べるとやることが多いだけに、それぞれ少しずつミスもあったりしたが、みなとてもいい演技だった。
予想外だったのが恩田美栄。他の演技が下手だからであろうが、ひたすらジャンプを飛びまくり、それをことごとく決めたのは見事だった。
トリノ代表は結局ロッテCMメンバーになってしまって、個人的にはちょっと不満。
昨年の実績があるとはいえ、3大会連続で中野友加里に負けた安藤美姫はどうなんだろう。
まだ18なんだし、バンクーバーを目指してもらったほうが本人のためにもなったのでは。
全日本フィギュアスケート選手権SP
おもしろい。レベル高い。ミスらしいミスをしたのは浅田真央だけ。
このプレッシャーのかかる舞台で、そろいもそろっていい演技をしたのはすごいです。
でも、やっぱり採点は?だなあ。まあ採点してるのはプロで自分はただの素人な訳ですが。
明日も楽しみ。
男子は後味の悪い結果に・・・
・フィギュアスケートについて勉強になるサイト