S水さんと有笠に行ってきた。けど、びしょびしょ。
びしょびしょヘルケイブ
温泉にでも入って群馬のジムにでも行こうかと思ったけど、とりあえずわりと近くの硯岩と黒岩を偵察してみる。硯岩は「NATTO」があるところ。ぜんぜん乾いていそうだったけど、黒岩に四ツ星の12bがあるらしいので、そっちに行ってみることに。四ツ星ってあんましないよね、「エサオマン」と「任侠道」くらいしか知らない。
硯岩
しかし榛名山から高崎方面へ下りだすと天気は急にガスガスしだし、道路もびちょびょちょに濡れている。でも黒岩には5台くらい車が停まっていたので行ってみたけど、やっぱり岩はびちょびちょ。でもせっかく来たので四ツ星「エンド・オブ・ア・レインボー」を見学に行く。ボルト14本、38メートルという日本離れしたスケール。
しけってはいたけど乾いていたのでさわってみた。まともな1ピン目が8メートルくらいにあり久しぶりにえらく怖い思いをした。毎回こんな思いで登るらしいアルパインクライミングは理解できない。半分手前にえらく難しい部分があり、結局二人ともそこが解決できずに敗退。12b?上まで行ってみたかった。このルートは登りたいリスト入り。でもこのルートのためにわざわざこんな岩場にくるかは微妙かも。昔の岩場らしくリングボルトがそこらじゅうに乱打されており、えらく汚い岩場だった。
エンド・オブ・ア・レインボー
帰りは伊香保温泉により、さらには新婚のS水邸で美味しい晩御飯をご馳走になり、さらには中古のカーナビまで貰ってしまって(取り付けできるのか?)、登れなかったけど幸せな一日でした。
エンド・オブ・ア・レインボー 5.12b
エンド・オブ・ア・レインボー 5.12b
タグ: 有笠
07/05/13 有笠 3
とてもジ・アーチに行けるようなレベルではないので、今日は南国エリア。いきなり10cで落ちてさらにへこんだ。
ちょっくらアドベンチャーエリアまで散歩に行くと、ノウムとおぼしき課題があった。こんなのが登れるのか。
なんだかやる気が起こらず、昼寝ばっかり。YONEさんは「出前一丁」(5.12a)を3撃。出前のスタートホールドの下のルーフにティックマークのついた一本指ホールドがあった。ゴールは出前のスタートホールドらしい。見る人によって同じ岩でも魅力を感じる部分は違うようです。
今日はムゲンを使ってみたけど、足が信用できなくてすごく疲れた。ムゲンは大好きだったはずだけど、べたおきで立つ感覚がぜんぜんわからず。コブラがやっぱりよいです。ミウラーにはない程よいダウントゥーがあり、堅すぎず、かつエッジングもできる。そしてヒールも最高。
天然記念物は秋を目標にします。それまで再び一から修行。でも最近手首がぜんぜんだめで、やる気がそがれます。
とうりゃんせ 5.10c
足を開いていけいけ 5.10d FL
旅館有笠 5.10a OS
07/05/12 有笠 2
YONEさん、よっしーさん、S水さんと有笠へ。
有笠といえばやりたいのは天然記念物だけど、ルートは久しぶりだしフェアリーへ。
コブラとチョークバックがロッキーに置きっぱなしで回収するのを忘れたので、今日はミウラーとムゲンを持参。チョークバックはもうひとつ家にあったはずだけど、すっかり忘れた。
予感にさわってみたけど上部ぜんぜんできず。12bってこんなに難しかったっけ?どっかぶりの12aもやってみたけど敗退。つながらないとかじゃなくて正解ムーブがわかっているのにこなせない。GWのボルダーのときはブランクのわりに登れた気がしたけど、ルートはそうはいかないらしい。なんだかへこんだ。
S水さん@翁
Sさんとよっしーさんは日帰り。テント張れるところがところがよくわからなかったので林道の奥のほうででも寝ようかと思っていたら、東京のクライマーさんによいキャンプポイントを教えてもらえた。
パスファインダー 5.11b/c
パスファインダー 5.11b/c RP
予感 5.12b
緋牡丹博徒 5.12a
予感 5.12b
06/09/10 有笠
Yさんのスペシャルドリンクのおかげか、ベッドで寝たおかげか体の調子はよさそうだ。でも左手首はけっこう痛い。
佐久から軽井沢あたりを通って有笠へ移動。天気がよくて純粋にドライブが気持ちいい。なんか車が欲しくなってしまった。
有笠でやりたいルートは決まってます、ジ・アーチの「天然記念物」。直接見てもいないのにかなり思い入れのあるルートです。ずっと以前から写真で見て存在は知っていてかなり興味があった。去年就職活動をして運良く関東の企業にも札幌の企業にも内定をもらえて、最後までどっちを選ぶかすごい迷っていたころ、「Live in Japan」っていうDVDで平山ユージがこのルート(正確には「あっぱれ」)を登っているのを見て、ここを自分も登りたい!関東の岩場もいい!と思ってしまったのが札幌ではなくて今の会社を選んだ最終的な決定要因だったように思います。このルートがなかったら自分は今頃札幌にいたかもしれない。だからこの「天然記念物」はずっとずっとすごくトライしたかった。グレード的にも13になったようなのでまさに今の自分の目標!
岩場に到着して東口のゲートのところで準備をしていると一組ほかのクライマーがやってきた。別のエリアでアップをしようとしたけど濡れてて登れなくて移動してきたらしい。昨晩雨でも降った様子。ヘルケイブというエリアに行くそうだ。ジ・アーチも無理じゃないかという話だったけど、見るだけでもいいのでやはりジ・アーチへ行くことにする。しかし 100岩場のマップを頼りに進んでいったらlost position。しばらくさまよったけどもはやさっぱりわからないのでたどり着けないのを覚悟して引き返してきたら、見逃していたケルンを発見。そこからは順調にジ・アーチまでいけた。本来20分のところ1時間くらいかかってしまった。
発見当時のエピソードに従ってまずは上を歩いていってみる。ちょっと怖いです。でも景色がすばらしい。下に降りてみると本当にアーチになってます。すごい。クライマーならとりあえず見に来るだけども価値があるように思います。「天然記念物」のラインはすごい傾斜でワールドカップのコンペかなんかのような感じです。風通しがいいみたいで岩もほとんど乾いてました。ちょっとだけしみだしあり。
まず10dでアップ。やはり久々のロープクライミングなので怖いし、どうにも正対引きつけクライミングをしてしまう。
続いて天然記念物の隣の11c。あわよくばオンサイトなんて考えてましたが一本目をクリップしたところで本気で落ちしました。そこ5.9くらいだろって感じですが。その後もガバのクライミングなんですが、一部濡れてたり手首の調子がイマイチなのもあったと思うけど、とにかくびびりまくりでテンションしまくりでした。
続いて同じく11cにトライしたYさんは痛恨のZクリップで途中クライムダウンを余儀なくされて消耗し、惜しくもFlashならず。でも2人とも2回目でRP。自分も相変わらず2撃は得意です。
11cにあんなに苦戦してて13とはおこがましい気もしますが、「天然記念物」にさわってみる。出だしが1~2級のボルダーとかいう話を聞いた気がするけどその辺は問題なくできそう。時間がなかったので長ヌンから3本目くらいまでをちょっとさわっただけでおしまい。先は長そうなのでなんともいえないけど、多分ガバ持久力系なのでこれは得意系かもしれないな。本気で通いたいところです。
帰りは高崎まで送ってもらってそこから電車で帰る。高崎線と山手線は空いててよかったんだけど、東京から総武線快速に乗ったら結構混んでいて、80リットルのザックにボルダーマットなのでかなり迷惑な人でした。秋葉原で総武線のLocalに乗ったほうがよかった。
右向け左 5.10d FL
みかけだおし 5.11c
みかけだおし 5.11c RP
天然記念物 5.13a/b