TFCC障害

クライマーズ・ボディ」を読んでます。手首の故障についても触れられてる。ここでいうTFCC障害ってやつじゃないかと思う。痛いところとか発症の仕方とか、そんな感じ。冒頭に平山ユージさんのインタビューが載っているのだけど、それによると平山さんも手首のTFCC障害で苦しんだことがあるらしい。そういえば公式サイトでも2001年頃にそんなこと書いてあったっけ。平山さんの話を読むとその前の指の怪我とかが原因で生じた体のバランスの崩れが原因であったようで、体のバランスを取り戻すためのトレーニングからはじめたらしい。
思い当たるなあ。体のバランスすごく狂ってると思うもん。スキーで特に左右差を感じるし、クライミングしてても感じる。諸悪の根源は左足首の怪我だと思う。そこからいろいろと故障につながってる気がする。左足を使えなくて片足で登ったりしてたから右手ばっかり強くなったし、キョンで左膝痛めたこともあってそのせいで左足のアウトサイドが使えなくて、右手保持のときは必ず正対ムーブになってた時期もあったからさらに右ばっかり強くなった。右肩もちょっと痛めてて稼動域が狭くなってるんだけど、そのせいで右手と左手でホールディングがぜんぜん違うし。右手はクリンプ、左手はオープンで持ってしまう。
整体とかロルフィングとか受けてみたいなあ。

05/08/14 望岳台

050814_1.jpg
050814_2.jpg
あご君(ゴン君)、E子ちゃんと望岳台(十勝岳)に行ってきた。何しにって、ボルダリングしに。かつてアイゼンの練習をしに登ったこの山で、実はボルダリングができるらしい。エリアは大きく分ければレストハウス下の道路脇の沢沿い、避難小屋の下部の沢、避難小屋上部の沢。
とりあえず避難小屋を目指し、マットを背負って「北の大地でボルダリング」を片手に、テクテクと登りだす。・・・遠い。小屋まで約40分。ワンゲラーのあご君はともかく平地クライマーはへばり気味。E子ちゃんサンダルだし。
6bくらいのちょうどよさそうな課題があるはずのメルシー岩を探しながら沢沿いを登っていったけど、なんかよくわからない。やっと居場所がわかったのは「ジ・アイルランダー」(7b)で、メルシー岩はいつの間にか通り過ぎてしまったらしい。「ジ・アイルランダー」に取り付けるレベルではないので、適当にその辺の岩の散策しながら登ることにした。
とあるフェース、あご君初登。勝手に課題名、「太郎」(6級)。
とあるクラック、soto初登。勝手に課題名、「花子」(4級)。
雪男岩のあご君限定課題、あご君初登。勝手に課題名、「”フリー”クライマー」(5級)。
雪男岩のsoto限定課題、soto初登。「”フリー”クライマーズ」(4級)。
たぶん誰かに登られたことはあるのだろうけど、トポなしでおもしろそうなところを探して登るのもなかなか楽しい。結構登ってきているのでロケーションはとってもよい。たまにガスってくると寒いくらい。想像するに安達太良がこんな感じなのかな?岩はもろいのもあるので適当に登っていると怖い。
再びメルシー岩を探しながら下っていくが見つからない。あきらめていったん下山して望岳橋エリアへ行く。するとボルダラー発見!ボルダラーさんが取り付いていた「ザリガニカンテ」(6b)にみんなでトライ。むむ、難しい。これが6b?結構がんばった末、一回核心のムーブに成功したけど、右手首が痛くてガバカチを保持できなくなって落ちてしまった。もったいない。結局誰も登れず。ホールドは悪いし、高さもボルダリングとして程よいし、とってもいい課題だ。
望岳橋のボルダーではほかには「バツイチ」(7a+)がすごくきれいで魅力的に見えた。トライしてないけど。今度来たら触ってみよう。
帰りはあご君がおなかが減ったとうるさいので、富良野在住たけのぶさんにおすすめのお店を聞き、「唯我独尊」というカレー屋さんへ。結局たけのぶさんも合流してなぞにごちそうになってしまいました。おいしかったです。ありがとうございました。

Fontaine Blue

Fontaine_Blue.jpg
Fontaine Blue
茂垣 敬太, 榊原 佑子, 藤原 亮, ほか
eXculibur (2005/07/09)
チームeXculiburのフランス、フォンティーヌ・ブローへの一ヶ月間のツアーを記録したビデオ。ハイビジョンカメラなのか映像は横長。課題は7aから7cくらいが中心。
ひとことでいうと、見ていて羨ましくなるビデオ。ブローというロケーションからくるおもしろそう感以上に、個性あふれるキャラクターが作り出す楽しい雰囲気が伝わってきて、こんな素晴らしい岩場で、こんな仲間と一緒にクライミングできたらいいなーと思ってしまう。きっとクライミングをよく知らない人が見ても、このビデオを見たら「クライミングっておもしろそう」と思う気がする。
こういうとなんだけど、自分が編集したキャッスルヒルのビデオと非常に似ている部分が多い。登場クライマーの年齢層、ビデオの雰囲気、岩場の雰囲気とか。撮影・編集をした竹内くんは大学生?編集も上手だし、著作権問題とかちゃんとクリアしてプレスDVDを作成し、販売までもっていく企画力・行動力はすごいと思う。
おすすめ度
★★★★☆

舟状骨骨折

舟状骨骨折について調べてみた。
舟状骨は親指の付け根辺りにある、8個ある手関節の小さい骨のうちのひとつ。転んで手を地面についたときなどに骨折しやすい。
舟状骨の骨折は非常に完治しにくいことで有名。痛み・腫れなどが骨折のくせにに軽度で、X線でもわかりづらいため放置されやすい。保存療法では最低6週間から数ヶ月の固定が必要。保存がイマイチだと手関節が不安定になるなど、機能障害が残る。機能障害のある場合や、新鮮な例でも早期・確実な復帰を望む場合には手術療法の適応となる。折れた骨をねじで固定、変形のある場合には削ったり骨盤から骨を移植したりする。
X線写真で右手の舟状骨になんかヒビみたいなもんが写ってたから、舟状骨骨折の疑いありと診断されたのだけど、なんか違う気がする。
手を地面に突くとか、外部からの突発的な衝撃で手首を曲げられて痛くなったわけじゃない。痛いところも若干違う。親指側よりむしろ小指側に違和感を感じる。
右手首
1回目 – 2003年の12月、「Massacre」でリップの結構いいホールドを持って足ブラになって体が降られたとき。
2回目 – 2004年の3月、はっきりと痛めた瞬間があったわけではなくて、たぶん「Thrust」にトライしているうちに出だしのアンダーホールドで痛くなった。
3回目 – 2004年の7月、「Futureproof」で地ジャンしてリップのホールドを捉えたとき。
左手首
2005年5月に「グレイシー」でスローパー気味のホールドをおさえたとき。
あ、思い出した。
2002年の1月にスキーで転んで手を地面に突いて、親指のあたりの関節がしばらく痛かったことがある。ただの突き指だと思っていたけど、そのときに実は舟状骨骨折してたのか?
ん?こんときも、確か病院行ったぞ?松田整形?湿布渡されて終わりだった気が。
こんときちゃんと治さなかったから、手関節の変形が生じて不安定になっていて、クライミングで特別異常な動きをしているわけではないのに手首を痛めてしまうのか?
でもじゃあ左はなんで?

骨折?

ついに、手首を診てもらうために北大病院に行ってきました。両手首のX線写真を撮ってもらった結果、右手首の舟状骨を骨折している(していた)疑いがあるそうです。詳しい検査のため来週別の病院でMRIを撮ることになりました。日本帰ってきてすぐ、さっさと病院行っときゃよかったか?
8月20~28日の9日間夏休みなので、ヨセミテに行こう計画を密かに検討していたけど、チケットは高いし体の調子もモチベーションも低下してるのでやめ。代わりってわけじゃないけどビデオカメラ欲しいなあ。

日記のブログへの移行

日記をはやりのブログへ移行しようかと考えています。livedoorなどの提供するブログサービスも便利そうなんだけど、せっかく自宅サーバーを動かしているので、Movable Typeをインストールしてみました。玄箱の処理能力ではちょっと重たいです。
手書きHTMLと比較してブログのよいところは?
コンテンツの管理が楽。
コメントやトラックバックを通して、ブログを見る人との交流がある。
悪いところは?
細かいデザインをするのが大変。
サイトの一部とするにはデザインの統一感とかを出すのが大変。
古い日記データを移行できない。
現状ではかなり重たい。
とりあえず併用してみて考えようかと思います。