07/12/09 谷川岳天神平スキー場

初すべりに、やっちと行ってきました。今年はマイカーがあるので好きなときに行けるのです。今回はやっちカーですが。
まだ積雪が少なくてコースがかなりイマイチなのに4000円という価格設定はどうかと。天気も悪いし。本州はまだまだシーズンが始まってない感じです。手首はストックを強く突くと少し痛いですがまあ普通に滑れます。
でもまあ久しぶりのスキー、楽しかったです。寒いのにデジイチをぶら下げてた滑ってたテレマーカメラマンやっちがきっと写真を載せてくれるでしょう。

07/09/27 Pilgrimage DAY6

昨日でクライミングモチが低下したのでゆっくり起きる。今日はマットは持たずに川の反対側を目指す。村を歩いていくと必ず小さなお土産屋さんの前を通るのだが、そうするとほぼ必ずそのお土産屋さんにつかまってしまう。店員Rajaはあやしげな日本語を少し話す。チャイをおごってもらう。帰るときにはなんか買うからね。
070927_01.jpg
お土産屋さん
川まで行くと今日は道路が見えている。やっぱりレンタサイクルが必要かと思い、村へ戻ってチャリを借りる。一日35ルピー。バイクを薦められたけど、乗ったことないと言うと、大丈夫簡単だからと言われたが、道も悪いしやめといた。もう一度川まで行くと、20分くらいの間だったけど、水位が上がってる。村の青年に、行くと戻れないよ、と言われる。チャリは置いて行けとか、急いで言って戻って来いとか言われる。ボートあるよね?と聞いたらあるというので、ひざまで水につかりながら川を渡る。バイクだったら無理だった。対岸に最初にGoan Cornerまで案内してくれた青年(マルティじゃないほう)がいたので、チャリごとボートで渡れるよね?と確認。大丈夫そう。
070927_02.jpg
水没前
070927_03.jpg
水没開始
東方向、へ道を下っていく。サイクリングすごくい気持ちがいい。Hampiにきたらレンタサイクル(か、レンタバイク)はおすすめしたい。リゾート方面に行くらしい道もあるが、Haruman Temple(Monkey Temple)への道をまっすぐ下っていく。途中、Baba Cafeボルダーが見えたけどとりあえず素通りし、Monkey TempleでStop。
070927_04.jpg
Monkey Temple
Haruman Templeは相当高いとことにある。遠くから見ているとあんなところまで登れるのって感じだったけど目の前まで来てもやっぱり相当高い。結構な階段を登っていかなければならない。入り口でミニバナナを買うと、狙われるからしっかりバッグにしまっとけってアドバイスをもらう。おなかが減っていたのでパクパク食べていたら、やっぱりサルに襲われる。向こうも本気なので思いっきりキックをくらわせた。
070927_05.jpg
階段
てっぺんのお寺自体は小さいが、眺めはすごい。寺の中へ入っていくと何人か人がいて、お供え物のミルクとシュガーのお菓子と氷砂糖をくれた。ちょっと怖いけど一応食べた。
070927_06.jpg
景色
070927_07.jpg
Monkey Temple
長い階段を再び下っていき、下で今度はコーラを頼んだらなくてスプライト(だったっけ?)を飲んでしばし休憩。
さらに自転車で道を下っていく。あといくつか寺とかあるらしい。小さな寺があったのでよってみる。モンクが池に溜まっていた水をコップに汲んでくれた。山から流れてきた水できれいだというがさすがに怖かったので断ったが、大丈夫だから飲めというので仕方なくちょびっと飲んだ。
070927_08.jpg
小さなお寺のココナッツ
070927_09.jpg
小さなお寺のネコ
さらに道を下っていき、小さな村をぐるっと一周する。ちょうど学校が終わった時間だったらしく、子供たちがいっぱい。ここでもペンくれって言われる。売るのかと思ってたけどそうじゃなくて、ほんとにペンが欲しいんだ。インドのペンの品質はそんなに悪いんだろうか。
070927_10.jpg
村の学生さんたち
070927_11.jpg
賢そうな少年
070927_12.jpg
自転車で下校する兄弟
引き返してボートポイントまで戻る。やっぱり川は濁流となっており、とても歩いては渡れない。Chai Shopでチャイを飲みながらTimと話をする。彼はクライミングをやると言っていて、どうせガイドしたいがための嘘だろうと思っていたけど、わりとほんとにクライミングが好きみたいだった。帰るときにチョークをあげる約束をする。
070927_21.jpg
水没
確認するとボートは6時か7時くらいまであるということだったので、それまでまだ時間があるので、再び道を下ってさっきスルーしたBaba Cafeボルダーへ行ってみる。Baba Cafeのあたりはちょっとした集落になっている。入り口で僧侶二人に会い、若い方は日本人みたいな顔していた。日本人にしか見えん。道路からだとボルダーは見えないので、こっちにBaba Cafeってある?と聞いたみると通じたんだかよくわからないがとりあえず案内してくれるらしく、一緒に行く。どうやら通じているわけではなかったが、途中ボルダーが見えたので、あれあれ、といってそっちに行く。
ここはクライマーに有名なんだ、って話すと興味があるらしく、年配の僧侶は先に行ったが、若い彼は一緒についてきた。彼は名前をRaamといい、チベット出身。対岸(中州)のどこかでstay with babaしているらしい。Cafeは閉まっているというか廃墟状態になっていて、誰もいない。ボルダーの脇には牛が2匹と犬1匹。Nate goldのランジ課題がある側は、下が牛の糞まみれ。
070927_13.jpg
Raam
できそうなのは一番簡単そうなマントル課題。Raamが期待して見るので緊張する。いいとこ見せようとがんばったがなかなかできない。何度かトライし、ヒールフックを遠めにかければなんかいい感じだと気がついたところで一旦休憩して、となりの簡単な小さい岩を二人で登った。顔が日本人だからかRaamにはやたら親近感がわいた。
070927_15.jpg
Baba Cafeボルダー裏側
070927_14.jpg
Raam、マントルにトライ
Raamと別れたあと、集中してもう一度トライしたらあっさりできた。やっぱりヒールの位置がポイント。登るところを見せたかったな。
070927_16.jpg
Classic Mantle 6b
続いて、Katie Brownがやっていたカンテの課題「Baba Space」(6c+)をやっていたら、子どもたちがやってきた。財布なくした日に会った子もいたので、財布のことも聞いたけど、言葉があまり通じないしよくわからなかった。彼らが拾ったかもと思っていたけど関係なさそうだ。
子どもたちとも一緒に登る。子どもたちはカメラを向けると面白がって喜んでいた。こんな接写は日本の子どもあいてにはなかなかできないなあ。一人は自転車が気に入ったらしく、体格に合わない自転車を無理して乗っていた。ビスケットをあげたらみんな喜んでいた。
「Baba Space」は打ち込んだら何とかなるかもしれないような気はしたけど、マットはないし、時間的にもボートが気になるのであきらめて戻る。時間があったらリゾート方面(セクターE)も見てみたかったな。
070927_17.jpg
子どもたち
070927_18.jpg
登る子どもたち
070927_19.jpg
カメラに興味津々
070927_20.jpg
Baba Space 6c+
またChaiを飲みながらボートを待っていると、ボートがやってきた。ここのボートは人力のお椀。小さなお椀が人でいっぱいだ。チャリを乗せて20ルピーだった。中州から帰ってくる人のほうが多い。渡るとTimがいて、また少し話す。彼も手首が悪いらしい。テーピングもあげる約束をする。
070927_22.jpg
Chai Shopにて
070927_23.jpg
お椀型ボート
070927_24.jpg
お椀でGo!
070927_25.jpg
お椀がいっぱい
070927_26.jpg
船頭さん
070927_27.jpg
むっつりな弟
070927_29.jpg
にこにこな兄
070927_28.jpg
Timとむっつりにこにこの姉(母?)
070927_30.jpg
お椀乗り場
070927_31.jpg
お椀がGo!
川を見てボーっとしている外人さんがいたので話しかけてみる。名前をAviadというちょっとひねくれた大柄のイスラエル人。彼もTemple Sideへ渡れずに困っているらしかったが、話によると今朝は一回だけTemple Side行きのボートが出ていたらしい。確かに朝は水位は低めだった。Aviadは明日の朝ボートがなかったららバスでHospet経由でTemple Sideへ行くと言っていた。
レンタサイクルを返そうと思ったら閉まっていた。しかたないので明日の朝返すことにして、Aviadと別れて帰ろうとするとまたお土産屋につかまった。ここにもイスラエル人が。A lot ofイスラエル人。またChaiなど飲みながらいろいろ話す。
このお土産やはRajaとZahoorともう一人英語が話せないタフガイと3人でやっているらしい。Zahoorはイギリス人の奥さんがいるとか。イスラエル人のNoamはクライミングをちょっとするらしい。レギュラークライマーじゃなくて、ジムでロープクライミング(maybe toprope)をしたことがあるって感じだろう。Noamとは明日クライミングに行く約束をする。
Noamはカメラに興味津々。Naomも一眼レフではないが、Panasonicのそこそこよさそうなデジカメを持っていた。特に広角のレンズがとても気に入ったらしい。カメラのケースないねーって話からビジネスの話になってしまい、こうなるとしつこい。結局ショルダーバックをひとつ買った。
070927_32.jpg
お土産屋さん
今日もご飯はGoan Corner。オーナーはあととり息子にアルファベットを教えようとするが、ちっともいうことを聞かない。
070927_33.jpg
わんぱくアミシュ
070927_34.jpg
ディナー

もうそんな季節

山スキー部の同期が雪崩で死にかけた模様。
ニュース
http://www.stv.ne.jp/news/item/20071113191800/index.html
関係者ブログ
http://yattiworld.blog16.fc2.com/blog-entry-299.html
http://ch08371.kitaguni.tv/e441464.html
無事でよかったけど、Sは雪崩遭遇頻度が多過ぎじゃないか。
掘り出したBはすごいと思う、ほんとに。
しかしこんなニュースを聞き、今の自分は山スキーにはあまり興味がなく、必要なスキルもとっくに失ってしまっているであろうことを実感。再び興味を持ったとしても、できる自信がまったくない。

シナモンレーズン

今頃がクライミングにはベストなシーズンですね。
手首はだいたい普通ですが、まだちょっと弱い感じです。引っ張られるのは割りと平気なので重いものを持つとかはできるけど、プッシュが弱いです。自転車とか避けてるし、うっかり手に体重を乗せたりすると痛いです。マントルは無理でしょう。
ヒマなのでちょっと前から園芸チックなことをはじめました。パン、麦茶、カメラ、投資、園芸・・・それぞれ面白いけど、きっとクライミングほど面白いことは世の中にないだろうと思います。
もうすぐ冬ですが、冬はいろいろと楽しみが多く好きな季節です。クライミングも冬がシーズンだし、スキーもできるし、テレビではフィギュアスケートも放送されはじめました。高橋大輔のヒップホップな白鳥の湖はなかなかよかったです。
多くのスポーツは女子より男子のほうが迫力があって面白いけど、フィギュアスケートは女子の方が面白い。モーグルなんかは女子は男子のスピードを遅くしてジャンプの高さを低くした競技になってしまう。フィギュアスケートでもスピードやパワーという点ではそれは同じだけど、スピンとかスパイラルとか柔軟性を活かした女子にしかできない技がたくさんある分面白い。もちろん今日本の女子が強いからというのもある。テニスとかバレーも女子のほうがラリーが続くから面白いかな?
Hampiの日記を書こう書こうと思いつつ、なかなか進まずにいます。旅行中にノートに日記を書いてあるので忘れはしないと思うんですが、書くにはかなりのエネルギーが要ります。一日分書くのに数時間かかります。写真が多く、そこからブログに載せる写真を選んだりアップロードしたりするのも大変。最近ブログの写真の管理が大変になってきているんだけど、なんかいい方法はないのでしょうか。Flickrとか便利?
昨日今日サーバーに繋がんなかったと思いますが、sotoiwa.comドメインの更新をすっかり忘れていて、さっきあわてて更新しました。powder.wsドメインは更新しないので、もしまだスペースを使いたい人がいたらsotoiwa.com上に作るので連絡ください。
071104_1.jpg
小さいころレーズンパンは嫌いでした。ほかのパンは一切作っていないですが、コンスタントにベーグルは作っています。
いくつかのレシピで作ってきましたが、クオカのレシピがお勧めです。このレシピだと250グラムの小麦粉から4個のベーグルができます。最初のころは280グラムから8個を作っていたのでそれに比べるとかなり大きいものができますが、それでも売られているものよりは小さいです。
輪の作り方は最初のころは真ん中に指で穴を開けて広げるやり方をやっていたけれども、それだと生地を傷めやすいし均一な輪にするのが難しく、シワにもなりやすい。クオカのレシピだと細長い棒を作ってそれをつなげて輪にします。
発酵時間もクオカのレシピではいわゆる一次発酵がなく成形後の発酵のみなので、発酵したあとに生地を必要以上に触らずにすみ、シワになりにくい。
小麦粉はフランスパン用を使うと硬めの詰まった感じでベーグルらしくなるけれども、それでもまだやわらかい。もっとぎっしりしたかったら発酵させなければいいのだろうか。
よくわからないのが茹でた後オーブンに直行すべきなのか、一度冷やしたほうがいいのかということ。一度に4つ焼けない都合もあって、2個は直行で残りの2個は一度冷やしています。1個にボリュームがあるのでまだ同条件で食べ比べられていない。
なんとも脈絡のない日記でした。

07/09/26 Pilgrimage DAY5

ドカーン!!!強烈な爆音で目が覚めた。屋根に何か落ちてきたらしい。建物からミシミシ、パラパラと音がする。ココナツでも落ちてきたのかと思ったけど、建物の上には木はなかった。いったいなんだったんだろう?
昨日せっかくこっちに帰ってきたので、朝の涼しい時間を有効に使うべく6時半にはゲストハウスを出て、今日はEgg Plateau(セクターC)方面へ。途中水位をチェックしたけどやっぱりかなり水位が高い。トポを売っているらしいBagum’s Rollo Guesthouseを探しながら行ったけど、場所がよくわからず。
070926_01.jpg
日の出
070926_02.jpg
Temple Side方面、水位が高い
Egg Plateauのボルダーをてんてんと遊ぶ。Egg Boulderのアンダースタートの6bの課題がなかなか面白かった。6aとかでもリーチーなやつはぜんぜんできない。Egg Plateauには昔の人々によって石が割られた跡がいっぱいある。確か穴を開けて木のくさびを打ち込んで、そこに水を流すと木が膨張してパカっと割れるんだっけ。一人でヒマなのでセルフタイマーを使い始めた。今回、超広角のレンズを持ってきたのだけど、このレンズがセルフ撮影にすごく便利だった。手で持って自分を撮れるし、タイマー撮影してもちゃんと自分が画面に入る。
070926_03.jpg
くさびを打ち込んだ跡
070926_04.jpg
ナカジ、かんちゃん的写真
070926_05.jpg
Dali Stoneの課題
RishimukもそうだけどEgg Plateauは丘になっていて、Plateauの端のほうからは村が見下ろせる。やっと、今いるところが中州だということに気がついた。昨日の道は今日は完全に水没していて、人々が渡れず困っている。でもボートが出ているようで、ボートで少しずつ渡っていた。Goan Cornerで働いてる人たちも、きっとこうやって毎日やってくるのだ。
070926_06.jpg
セクターAにある小さなTemple
Egg Plateauには小さなTempleがあって、その近くにいい感じのハイボールがあった。トポでいうSunset Veiw。二つのでかい岩が並んでいる。カンテの部分が面白そうかつまともそう。ハイボールだけど、3分の2くらいのところにガバらしきものがあって、そこで落ち着いて考えられそう。例によって降りるのが核心になりそうで、登ったところかチムニーを降りることになりそう。降りれるのか微妙そうだけど、とりあえず途中のガバまでやってみることにする。出だしがけっこう難しくて、ちょっと苦労した。
070926_07.jpg
Sunset View Boulders
ガバまで来しまって、行くべきか行かざるべきか、迷う。マントルはそんなに悪くなさそう、たぶん登れるだろう、でも、降りれる?えーい、行ってしまえ。心臓バクバク、マントルを返す。登れた!でも登れたのに落ち着かない。降りれるの?一刻も早く降りたい。
チムニーの様子を伺う。上から見るともうひとつの岩まで距離があってチムニー体勢に入れないような気がする。普通にそこを降りようにも、ホールドが脆そうで怖い。やっぱり登ったところをクライムダウンしたほうがいいかもと思い、トライしてみる。でも最後にガバがあるわけじゃなくて、しっかりマントルムーブで登っているので、クライムダウンは難しく、怖い。やばい、降りれないかも。
もう一度チムニーへ行き、意を決してとりあえず降りはじめてみると、思ったより簡単にチムニー体勢に入れた。ほっ。今回のHampiツアーでこの課題が一番興奮した課題だったかもしれない。トポでいう「Sunset Arete」(6c+)か「Easy Face」(3)か、そのどちらでもないのか、よくわからないけど、面白かった。
070926_08.jpg
これは降りてきた後に記念撮影
その後はセクターA~セクターBを散策しながら村へ戻る。
070926_09.jpg
セクターAとセクターBの間のボルダーにて
070926_10.jpg
きれいな水田が広がる
とってもhungryなので、Laughing Buddhaへ行きランチを食べる。
070926_11.jpg
ウェイターのネパール人のルシアン@Laughing Buddha Restaurant
再びBagum’sへ。今度は村の人に聞いたのでたどり着いた。わかりづらい。レストランには見えないし、ゲストハウスにも見えない(※1)。今回、A桐くんにトポのコピーをもらってきていたけど、トポに”PLEASE DON’T COPY”と書いてあるので一部買おうと思っていたのだ。トポは60ルピー。15年位前からここに来ているドイツ人が作ったものらしい。マイナーチェンジしていて、課題のおすすめ度をあらわす星がつき、あとCosmic Caveの詳細ページが追加されていた。
Bagum’sでもマットを貸し出していて、40ルピー。5~6枚あるらしい。Goan Cornerからマット借りてきたという話をしたら、幾らで貸しているのかとか、何枚あるのかとか聞かれる。やっぱり興味あるのね。
再びさっきと同じような道を通ってGoan Cornerへ戻る。するとマシューの部屋が空になっている。きっと今朝帰ってきて、Goaに向けて出発したのだろう。オーナーに聞くと聞けばちょっと前に出て行ったばかりらしい。普通に村の道を通ってくればすれ違ったのに、残念。Letterを残していってくれた、けど字が汚くて読みづらい。
2時ぐらいがお昼休みらしくてみんな休憩している。
070926_12.jpg
Goan Cornerの犬その1
070926_13.jpg
使用人さんとGoan Cornerの犬その2
070926_14.jpg
犬その2、名前はたしかボビー
070926_15.jpg
奥が女主人Sharmila、手前がそのお母さん
Goan Cornerは改装中で、バンガローを一度全部ぶっ壊して再構築中である。女性も数多く働いていて、力仕事もしている。インドの女性は姿勢がきれいなように思う。そして歩き方がゆったりしていて独特だ。頭にものをのせて歩くからだろうか。
070926_23.jpg
これに・・・
070926_16.jpg
壁を塗るとこうなる
070926_17.jpg
レストラン(?)の床作り中
070926_18.jpg
働く人々
Hampiの人々の多くはカメラを向けてもそんなに嫌がらず、むしろしっかりポーズをとってくれちゃったりして写真を撮らせてくれる。多くの人にとってカメラは珍しいものなのだろう、そうして撮った写真を見たがり、当然よい写真を期待しているのだけど、上手に写真を撮るのは難しい。背景が明るくて肌の色が黒いため、気をつけないとつぶれてしまう。ちゃんと光源を背にするか、フラッシュをたくか、オーバーで撮らないといけないらしい。そんなことにやっと気がついた。
3時半くらいから午後のセッション。寄り道をしながらCosmic Caveへ向かう。
070926_19.jpg
Goan Corner 7b+
070926_20.jpg
牛飼いの少年
さて「Cosmic Crimp」へやってきた。やっぱり高い。今日の朝のハイボールよりプラス1~2mくらいありそう。パートナーは見つからないので一人でやるしかない。3メートルくらいのところにガバがあってそれをとるまでの出だしがまず難しい。ランジでいけそう。でも届いているんだけど手首が怖くてなかなかガバがつかめない。何度かやっているうちにタイミングがあってきて、やっとガバをつかんだ。でも、右手首にかなり負担をかけてしまった。
070926_21.jpg
Cosmic Crimp 6b+
さてここからだ。左上、かなり遠くにかかりのよさそうな、そして壊れそうなカチがみえる。遠い、届かない。しかもそのカチを左で取ってしまうとそこから動けなそう。持ち替え???ムーブがさっぱりわからない。ガバで行ったりきたりしているうちに疲れてきた。マットの位置も悪い。またランジをするのはいやだけど一回降りる。
ムーブがわからない。「Pilgrimage」のDVDをiPodか何かに入れて持ってくればよかった。そうすればムーブがわかったし、それだけじゃなくて、いろいろ課題を探すのにも役に立ったはず。
もう一回ランジ。ガバをつかんだけど、左手がすっぽ抜けたのでさっき以上に右手首に負担がかかった。カチまでのムーブがやっぱりわからないし、もしそのカチがとれても壊れそうで怖いし、すごく登りたい課題だったけど、潔くあきらめよう。もう一度ここに来ることは果たしてあるだろうか。手首も傷めたっぽいし、モチベーションが下がってしまった。
すぐ近くの、Cosmic Caveではめずらしくハイボールじゃないスラブ課題「Cosmic Friction」(6c)も星がついているしちょっとやろうとしてみたけど、さっぱりムーブがわからず離陸できず(※2)。Castle Hillの「On the Edge」の岩によく似てる。
帰り道、Rishimuk Plateauでも登ろうとしたけど、やっぱり登る気が起こらず。Hampiでのクライミングは終了してほかに行ったほうがいいかも知れない、と考える。
070926_22.jpg
「Pilgrimage」のDVDのカバーのボルダー(※3)
この日のディナーはGoan Cornerで作ってもらう。home foodとやらにすごく興味があったのだ。goat(ヤギ)の肉のカレー、ライス、チャパティ、ホームメイドヨーグルト(cowじゃなくてbuffaloのミルク)が出てきて、おかわりもでてきてお腹いっぱい。Laughing Buddhaもおいしいけどこっちのほうがいい。やっぱりもうちょっとHampiに居よう。
※1
帰ってきてから聞いたけど、A桐くんはここに泊まっていたらしい。そして体調を崩してHospetの病院に入院。そのときは入院者続出で、旅行者の3人に1人は入院する勢いだったとか。
※2
YouTubeに動画あり。スタートの位置がぜんぜん違った。これの00:45あたり。
※3
この方向からしか見ていなかったので、これがDVDのカバーのボルダーという核心はもてなかったが、帰ってきてからA桐君に聞いたところこれらしい。反対側から見てみればよかった。

ワールドカップ in 加須 – 準決勝・決勝

今日もクライミングワールドカップ。今日はロッキーな人たちに混ぜてもらう。
ロッキーへは3ヶ月近く行っていない。tokuちゃんやアサヤンに会うのも夏の秋川渓谷以来。
着くとすでに多くの人が並んでいる。前売チケットは完売だが当日券が70枚程度あるらしく、たっくんが並んでいた。お久しぶり。ルートのコンペでもさすがにワールドカップは見に来るよね。9時に開場だけど朝7時半から並んでいたというロッキー応援団先発隊のおかげで今日はいい席に座ることができた。こーへーくんも来ていた。やっぱり見に来るよね。
詳しい結果は公式サイトを見ていただくとして、とても面白かった。見に来てよかった。
でも、こういうのを見てしまうとクライミングがしたくなってしまいます。それに、tokuちゃんやアサヤンはどんどん強くなってしまっているようだし、そういうのを聞くとやっぱりちょっとくやしいです。さっさと骨をぶった切って治療したい気分。
071014_01.jpg
オブザベーション
071014_02.jpg
予想通りこの二人が決勝進出(安間佐千&小林由佳@準決勝)
071014_03.jpg
どういうレスト?(Charlotte DURIF@準決勝)
071014_04.jpg
フィギュア4(Mina MARCOVIC@準決勝)
071014_05.jpg
もっとごつい人かと思っていたら、小柄でとてもカワイイ(Angela EITER@準決勝)
071014_06.jpg
決勝のルートセット
071014_07.jpg
ただ一人この核心部をクリアして優勝(Tomas MRAZEK@決勝)
071014_08.jpg
身長158cmでも世界のトップクライマー(Ramon JULIAN@決勝)

ワールドカップ in 加須 – 予選

15年ぶりに日本で開催されているという、フリークライミングワールドカップ、観戦に行ってきました。
公式サイト↓
Climbing World Cup 2007 in Kazo
寝坊してゆっくり出発。東北道で125kmでひた走る車の後ろにくっついて走っていたら、どこからか覆面パトカーが現れ前の車がつかまった。
到着したときはすでに8人目くらい。今日の予選は入場無料。クライマーではない、地元の人も多く来ていた。加須でクライミングが人気出たりするかな。
こういうときは望遠ズームレンズが欲しいです。今月末にCannonから新しく、比較的お求め安い価格の手振れ補正つきの望遠ズームレンズがでるのでそれを狙っています。
たぶん明日も見に行きます。
071013_2.jpg
立派な壁
071013_1.jpg
日本人では唯一完登のANMA Sachi選手
071013_3.jpg
IKEDA Yoko選手

07/09/25 Pilgrimage DAY4

朝、早めに起き、Goan Cornerのすぐ近くのRelax Boulderへ。わりと面白い、6bくらいの課題を2つ登る。岩の上から景色を見ていると、Rishimuk Plateauを通って人々がGoan Corner方面へやってくる。9時が出勤時間のようだ。Goan Cornerで働く人たち、水田で働く人たち。
9月末は雨季の最後で、昨日もそうだったけど、時々雨がパラパラする。でもすぐに通り過ぎてゆく。
070925_1.jpg
Goan CornerからRelax Boulder方面
070925_2.jpg
Goan Cornerの部屋の前にて
10時ごろに戻って、しばらくするとマシューが起きてきた。首はどう?と聞くが昨日よりworseという。2人でBreakfastを食べに村へ行く。インドでは料理は注文があってから一から全部作っているのだろう、日本の感覚に慣れていると、料理が出てくるのがすごく遅く感じる。レストランのおばさんも最近むちうちになったらしく、よく効くという薬を持ってきて、おじさんがマシューの首に念入りに塗りこんでいた。マシューはちょっと痛そうにしてたけど。
マシューはDoctorなのだが、むちうちには対処方法はなくて、時間が解決するのを待つしかないらしい。でもちゃんと固定をしたほうがいいので、首に巻く固定具を手に入れるために今日はHampiかHospetでDoctorを探すそうだ。どうせ動けないんだったらビーチのほうがmuch betterなので、明日になっても首の状態がよくならなそうだったら、クライミングはあきらめてGoaに行くそうだ。
今日はとりあえずT/Cの両替とクレジットカードを止めようと思っていたので、自分もTemple Sideへ行くのだが、ゲストハウスに貴重品を置いてきていたので、マシューと別れて一度ゲストハウスに戻る。それからボート乗り場へ。ボートはある程度客が集まってから動くらしい。30分以上待ってやっと乗れた。ボートは前回15ルピーだったのに、今回は10ルピー。
Temple Sideで両替をする。レートは店によって結構違う。1ドル=36~38ルピー。CachとT/Cで差があるところも、そうでないところもある。両替にもなぜか結構時間がかかる。昼ご飯を食べて、ネットでカード会社の電話番号を調べる。岩場でカードが拾われ、さらにそのカードがここインドで使われる可能性はかなり低いと思われるので、放置でいいかとも思ったのだけど、Hampiでカードが使えるところもあるようなので、一応止めて置くことにした。
雑貨屋さんとか旅行会社とかが電話を置いていてそこから電話がかけられる。しかし電話のかけ方がよくわからず、店の人にかけてもらう。頭に00をつける必要があったらしい。日本へは、0081~。UCカードはインドにサービスセンターがないので日本へコレクトコールな番号へかけたはず。しかしこれはちゃんとコレクトコールになっているのだろうか。電話料金の仕組みはよくわからなかったが、店内でメーターが回っていて通話時間と料金表示されている。店にはその金額を払うようである。しかしこれがいいスピードで増えていく。続いてVISAカード。VISAはインドにも電話番号があるようだったが、いくつかメモした番号はどれもつながらない。これはインドの番号なのか、そうじゃないのか、また店の人に相談しながらいろいろやっていたらどこかにつながった。こちらもメーターがいいスピードで回っているのになかなかオペレーターにつながらずちょっとイライラ。結局2社あわせて40分くらい通話したので、900ルピーもかかってしまった。こっちの物価からしたらこれはかなりの大金なんじゃないか。これは国際料金なのか、国際分はコレクトコールでインド国内の電話料金なのか、それとも店の電話貸し出しサービスとしての料金なのか、料金の体系はよくわからなかった。
さて、用事が済んだのでIsland Sideへ戻ろう。しかし川へ行ってみると水位がかなり上がっており、ボートは向こう岸に泊められたままで人が誰もいない。その辺の人に聞いてみたが、まだ4時だけど今日はもうno boatっぽい。しばらく待ってみて水位が下がればpossibleだという人もいたのでちょっと待ってみたけどやっぱりボートが動き出す気配がない。聞いてみると、ぐるーっと大回りしていけば反対側の岸からIsland Sideに回れるそうである。50kmのlong wayらしく、バスでいけるらしいのでその方法を聞く。リクシャーだと500ルピーくらいだろうといっていた。
Hampi → Hospet → ホゥリギー → ウィルパプラガディー(Virupapura Gaddi)
とバスを乗りついていけばいいそうだ。ほかの人にも聞いたらほかの村の名前も聞こえてきたので、別のルートもあると思う。Hampiの入り口でバスを待とうとしたのだが、リクシャーワーラーに次々と声をかけられる。バスで行くし行き方も分かるからno thanksと言っていたのだが、リクシャーワーラーはどんどん増えてゆく。十数人のリクシャワーラーに囲まれる。バスはいつ来るか分からないし時間がかかるからリクシャーに乗れとしつこい。500ルピーだと言っていたが交渉したところ400ルピー。300ルピーで行ける人はいるかと聞いたがそれはいない。400はgood priceだという。リクシャワーラーの中でも客の奪い合い的な状況になっていたが、向こうの中でも話し合いがあり、最初に自分に声をかけたリクシャワーラーが自分と交渉するということになる。今日はこっちに泊まることも考えたけど、明日の朝の涼しい時間にクライミングできないし、明日もボートがないかもしれない。しばらくバスを待っていたがなかなかこないし、リクシャーでも1時間半かかるらしいのでこのインドでバスを乗り継いで行くとなると数時間かかりそうである。なので結局400でリクシャーにお願いすることにした。
HampiからHospetを経由して、リクシャーはひた走る。Hospetやその他途中の町はまさにカオスだ。そしてこれは確かにlong wayである。途中、Hampiの上流にあたるらしい川に巨大なダムがあり、猛烈に放流しているのが見えた。なんで急激に水位が変わるのか疑問だったけど、このダムのせいだったのだ。
実際1時間半くらいのドライブで、すっかり暗くなったころウィルパプラガディー(Island Side、中州の村)の入口に到着。入口の道路も水没しかかっていて、リクシャーはここまで。あとは歩いて行けという。500ルピー渡したが50しかおつりがないという。飛ばしてきたから450くれという。こういうことは良くあるので最初っからお釣りがないようにお金を用意すべきだった。若干腹立たしいが、実際思っていたより長い道のりだったので50ルピーはあげる。せっかく両替したのに電話代とリクシャー代で一気にCashが減ってしまった。
水没しかかった道をももぐらいまで水につかりながら川を渡る。ゲストハウスまでどのくらいの距離があるのかよく分からなかったが、ちょっと歩いたら見覚えのある景色が出てきた。Laughing Buddha Restaurantによって晩ごはんを食べる。今日もたくさんのイスラエル人。ウェイターの青年とちょっと話をしところ、彼はネパール人でいろいろなところで季節バイトをしていて、ここに来たのも比較的最近らしい。
ゲストハウスを目指して暗い夜道を歩いていると、水田にホタルが光っていた。日本の田舎の水田みたいだ。ホタルを見たのはいつ以来だろう?きれいだった。
マシューもゲストハウスにいなかったので、ボートを逃して対岸に泊まっているのだろう。